テレ東が苦肉の策!? 太川陽介&蛭子能収コンビの新企画スタートで、『路線バス』の田中要次、羽田圭介はクビ?

日刊サイゾー / 2018年9月24日 6時0分

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 まさに苦肉の策というべきか……。テレビ東京が、俳優・田中要次と芥川賞作家・羽田圭介氏とのコンビによる『ローカル路線バス乗り継ぎの旅Z』の不振で、太川陽介&蛭子能収コンビを、ついに本格復活させたのだ。

 太川と蛭子がタッグを組んだ『ローカル路線バス乗り継ぎの旅』は2007年10月にスタート。「移動はローカル路線バスのみを使用し、高速バス、タクシー、鉄道、飛行機、船、自転車、ヒッチハイクなどほかの交通機関の利用は禁止」という厳格なルール下でのガチンコ旅で、2人のユニークなかけ合いが人気を呼び、視聴率はほとんどの回で10%超え(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。同局にとっては、“ドル箱企画”となっていた。

 ところが、県境などで路線バスがつながらないケースが多くなり、長い距離を歩かざるを得なくなったことで高齢の蛭子がギブアップ。「体力の限界」を理由に、17年1月2日に正月特番としてオンエアされた第25弾をもって、このコンビが卒業。16年11月26日放送の「特別編」で出演した田中&羽田コンビが、その後、新レギュラーとなって、17年3月25日放送回から、『ローカル路線バス乗り継ぎの旅Z』と改題して、オンエアされてきた。

 しかし、視聴率は太川&蛭子時代には遠く及ばず、不振を極め、同局も頭を悩ませていた。同局には、ファンから「太川&蛭子コンビの復活」を望む声が多数届いていたというが、さすがにそれはできない相談だ。

 太川と蛭子は『ローカル路線バス』を卒業後、『土曜スペシャル』枠の『いい旅・夢気分スペシャル』などでの“お約束の旅”で再共演していたが、視聴者の強い要望により、企画を変えて、本格的に再始動することになったのだ。

 新シリーズは『太川・蛭子 ローカル鉄道寄り道の旅』。早い話、乗り物を路線バスから鉄道に変えて、9月8日にスタートした。第1弾は東武鉄道で、栃木駅から、ゴールの福島・会津若松駅を目指す1泊2日の旅。

 このコンビが復活したからには、“ゆるい旅”ではない。ルールは、途中下車をして、名所・名物・グルメを探して、「旅の資金」をゲットして、そのおカネが飲食や宿泊の費用となる。「旅の資金」は駅ごとに金額が異なり、利用客が少ない駅ほど高額に設定されており、どこで降りるかは、太川と蛭子の話し合いによるガチンコ旅。当然利用客が少ない駅では、名所や名物が簡単には見つからないため、名所にたどり着くため、歩かなければならず、「歩きたくないから、『路線バス』やめたのに、また歩くの?」という蛭子のぼやきも聞かれた。

 ただ、乗り物やルールが変わったことで、この企画がうまくいくかどうかは、まだ手探り状態で、今後“人気企画”に育つかどうかは、回を重ねてみないとわからないだろう。

 そんな中、低迷する田中&羽田コンビの『ローカル路線バス乗り継ぎの旅Z』の第7弾が29日に放送される。マドンナは秋本奈緒美で、宮城・塩釜から、青森・恐山を目指す。

 今回も視聴率が振るわず、太川&蛭子の新企画が、この先、人気を上げていくようなら、田中と羽田のコンビは、“お払い箱”となる可能性もありそうだ。
(文=田中七男)

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