今夜最終回!『俺のスカート、どこ行った?』ラスボスしょぼすぎ、永瀬廉が古田新太化?

日刊サイゾー / 2019年6月22日 14時0分

 

 6月15日放送の『俺のスカート、どこ行った?』(日本テレビ系)第9話。

 原田のぶお(古田新太)が明智秀一(永瀬廉)に暴力をふるったという動画がネットで拡散されて炎上。世間の反応の大きさから、寺尾綴校長(いとうせいこう)は責任を取って辞任を発表。そして、原田は謹慎することに。長井あゆみ(松下奈緒)は謹慎中の原田の家を訪ねた。どうして教師になりたかったかを長井に聞かれた原田は、高校時代に男性教師に恋をしたことを明かし、「好きなものを好きだと言える自分になったのは、その先生のおかげ」と話した。それを聞いた長井は「私が原田先生を辞めさせません」と宣言する。

 翌日、生徒たちはくだんの動画に、校長の座を狙う矢野伸也(小市慢太郎)の顔が反射して動画に映っていることに気づき、職員室へ向かった。長井は寺尾の辞任と原田の解雇の撤回を求めるため、署名を集めることにする。また、明智はマスコミを集めて会見を開き、原田に暴力は振るわれていないと説明した。長井らは集まった署名を矢野に見せ、さらに「動画をネットに上げたのは矢野先生だったんですね」と問い詰めた。矢野は寺尾への嫉妬心があったと告白し、失脚。原田と寺尾は学校に復帰した。

 ところが、教室に入るなり、教師を辞めると宣言する原田。「やりたいことがあるならやればいい」と明智は返答した。

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 第9話で登場した名言といえば、これだろう。

原田「斬りやすい悪を、とにかくその正義で斬りまくるのが大好きなの、みんな!」

長井「正義は剣じゃない、盾です!」

 ネット情報が本当に正しいか精査せず、“正義”だと掲げ振り回されることが今のSNSでは多い。今回はその風潮に物申した格好だ。また、この名言を口にしているのが松下奈緒というのがハマッてる。まさに、正論しか言わなそうな顔。勝ち気でまっすぐな役が、彼女は本当によく似合う。それでいて、どこか優しさがにじみ出てしまうのも最高である。

 手に取った剣が“正義”ではないと明らかになった途端、意見をコロッと変えるテレビコメンテーター。この辺のくだりも憎い。『情報ライブ ミヤネ屋』を放送中の日テレだが、いいのだろうか……?

 というか、矢野には拍子抜けしてしまった。捏造動画をアップするなんてガキすぎるし、動画に顔を反射させたミスもスケールがしょぼい。ラスボスとにらんでいたが、彼はラスボスじゃなかった。それより、原田に反発していた生徒(明智ら)や教師(長井)が原田の理解者になっているのが感慨深かったのだ。

 9話のハイライトは明智による記者会見だ。ボクシングの前と後では明智が全然違う。あの頃の死んだ目はどこへやら。

 エンディングで、原田は「学校辞めます!」と宣言した。やりたいことリストに「教え子に卒業証書を渡す」と書き、明智から「逃げんなよ」と言われておきながら、この決断だ。対する明智の反応が良かった。原田を見つめ、言いたいことを飲み込んでから「とめねえよ。やりたいことあるならやればいいんじゃねえの?」。原田を受け止め、理解しようとしている。まさに、原田みたいなのだ。

 原田の謹慎中、2年3組の生徒は自分たちで考え、能動的に行動した。宣告された余命を原田は過ぎている。原田がいなくなっても大丈夫だと、最終回直前に描写していたのか?

(文=寺西ジャジューカ)

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