エイベックス一押しのボスギャル・安斉かれん、プロモ戦略がズレまくりで売れる気配なし!?

日刊サイゾー / 2019年10月7日 22時22分

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 今年5月にエイベックスからデビューし、“ポストミレニアル世代のギャル”、通称「ポスギャル」の旗手としてプッシュされている歌手・安斉かれんだが、そのプロモーションがあまりにもズレていると業界内で話題になっている。

 1990年代後半から2000年代に生まれた次世代ギャルの象徴的存在とされている安斉。ルックスはまさにかつての“エイベックスの女王”である浜崎あゆみを彷彿とさせるものがある。

 現時点で『世界の全て敵に感じて孤独さえ愛していた』(5月22日リリース)、『誰かの来世の夢でもいい』(7月24日リリース)、『人生は戦場だ』(10月1日リリース)の3曲を発表。楽曲もまた全盛期の浜崎あゆみを思い出させる、エイベックスの王道キラキラJ-POPとなっているのだが、一部でその曲調はピントがズレているのではないかとも言われている。

「90年代の音楽を再評価する流れがあるのは事実ですが、だからといって、必ずしも浜崎あゆみが再評価されているわけではないんですよ。むしろ70年代から80年代あたりの日本のシティポップこそが世界的に再評価されているということもあり、安斉かれんの音楽は今の時代にはそんなにフィットしていない。あえてそこを攻めるという狙いなのかもしれませんが、時代を読み違えている気がしてなりません」(レコード会社関係者)

 安斉の楽曲は各サブスクリプションサービスでも配信されているが、CDの方はというと、1stと2ndが短冊型の8cmCD仕様で、“タワーレコード限定無料配布”という形でリリースされている。

「90年代っぽさを演出するという意味では、8cmCDをリリースするという発想はまあ理解できるんですが、若い世代はCDなんて買わないし、そもそもCDを聴く環境が整っていない。ポストミレニアル世代の旗手にするための手法としては、その効果ははなはだ疑問です。そもそもCDショップなんて、コアな音楽ファンか、特定のアーティストのディープなファンしか行かなくなっている。かつて浜崎を聴いていたような、ライトな音楽ファンを取り込むには、8cmCDの無料配布という方法はあまりにズレています。ちなみに、浜崎あゆみが本格的にブレイクした1999年頃は、シングルのリリース形態は8cmCDから12cmCD、いわゆるマキシシングルに移行し始めています」(同)

 それらマネジメント側のいくつかの“ズレ”が悪いのか、安斉かれんはブレイクには至っていない。

「現状はあくまでも“トライアル”という位置づけで、本格的なデビューではないということのなのかもしれませんが、業界的には、正直なところすっかり“スベっている”というイメージがついています。ここから巻き返すのはかなり大変でしょうね」(同)

 よかれと思って取り組んだであろう90年代リスペクト溢れるプロモーションのせいで、まさかのマイナスからのスタートとなってしまった安斉かれん。かつての浜崎あゆみのように、ギャルのカリスマにはなれるのか?

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