ハロプロが音楽業界の今後を占う試金石! ハロプロ以外のバラード曲でコンサート再開へ

日刊サイゾー / 2020年6月18日 18時0分

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 モーニング娘。’20、アンジュルム、Juice=Juiceらが所属するアイドル集団・ハロー!プロジェクトは、7月に東京・大阪・仙台の3都市で、ハロプロ全体のコンサートを開催する予定であることを発表した。

 通称“ハロコン”と呼ばれるハロプロメンバー総出演のコンサートツアーは、毎年夏と冬の2回開催されている。しかし、新型コロナウイルスの影響により、今回の夏のハロコンについては開催が危ぶまれていた。

 今回、開催計画が発表されたのは、中野サンプラザ(7月11・12日)、オリックス劇場(7月18・19日)、仙台サンプラザホール(7月25日)の3会場での公演。それぞれ、2000~2700人程度収容のホールだ。

 感染対策のために、客席は一定の距離をとった形でチケットを販売。観客はマスク着用、常時着席での鑑賞となる。さらに、“ご声援は控えての観覧をお願いいたします”との注意書きもあった。

 また、公演内容も大幅に変更。ハロプロメンバーが、ソロで“J-POPを中心としたバラード曲のカバーを歌う”というものになるとのこと。つまり、ハロプロの“持ち曲”を封印し、ほかのアーティストの曲を歌うコンサートとなるのだ。

「ハロプロのライブというと、とにかくファンの盛り上がりがすごい。“コール”も頻繁に入るし、踊りまくるファンも少くない。感染対策ということを考えると、通常のライブを行うのは不可能なんです。だから、ハロプロの運営サイドは、“いかに盛り上がらないライブにするか”ということを考えた結果、“ハロプロ以外のバラード曲を歌う”という内容に至ったのでしょう。ハロプロにもバラード曲は多くありますが、それではまだファンが多少なりとも盛り上がってしまうだろう、という判断なのだと思います」(芸能記者)

 こういった形でのコンサート開催に、ハロプロファンは複雑な気持ちを抱いているようだ。

「やっぱりいつもどおりのコンサートで盛り上がりたいという気持ちはありますが、3月から約4カ月ライブがない状態なので、ハロコンを開催してくれるだけで嬉しい。ただ、公演数も例年に比べて少ないし、客席も半分くらいしか埋めないだろうし、チケット争奪戦がすごいことになりそう。行きたくても行けないファンが続出すると思います」

 今回のハロコンには、音楽業界全体も注目している。

「音楽業界的には、どうやってライブ活動を通常に戻していくかというのが大きな課題。無観客公演や配信というのも選択肢ですが、やはり実際にライブをこないファンとともに楽しめる現場を取り戻すことが重要ですからね。

 でも、誰もがライブを再開したいと思っていても、もしも感染者を出してしまったらどうしよう……と、二の足を踏んでいる運営も多い。そんななか、ハロプロが2000人規模のホールでのコンサート再開に踏み切ったのはとても大きい。“内容を大幅に変更する”という方法を参考にするアーティストも増えるでしょう」(音楽業界関係者)

 ハロプロの公式サイトによると、現状では開催予定とのことだが、6月22日までに実際に開催するかどうかの判断をするとことも。まがに開催が決定した場合も、政府や自治体の方針変更にあわせて、内容の変更や中止もあるという。どういった形の開催になるか、まだ不確定な要素も多いが、今後の音楽業界を占う試金石となるのは間違いなさそうだ。

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