『半沢直樹』効果で不人気番組『バナナマンのせっかくグルメ』が視聴率2ケタの珍事

日刊サイゾー / 2020年7月22日 10時0分

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 TBSはまさにウハウハに違いない。

 7年ぶりに続編放送となった連ドラ『半沢直樹』(堺雅人主演)の初回が19日にオンエアされ、22.0%(ビデオリサーチ調べの世帯平均視聴率、関東地区・以下同)の高視聴率をマークし、ファンがいかに待ち望んでいたかを如実に示した。

 民放連ドラでの大台超えは、2019年10月期『ドクターX~外科医・大門未知子』(米倉涼子主演、テレビ朝日系)初回の20.3%以来。TBSでは、18年1月期の同じ「日曜劇場」枠の『99.9-刑事専門弁護士- SEASONⅡ』(嵐・松本潤主演)最終回(第9話)の21.0%以来、2年半ぶりとなった。

 13年7月期に放送された『半沢』シーズン1は、初回こそ19.4%だったが、第2話以降、最終回(第10話)まで、すべてで大台を突破した実績があるだけに、今シーズンは全話で20%超えの期待もできそうだ。

 そこで、『半沢』との”相乗効果“で高視聴率を挙げた番組がある。それは、前番組の『バナナマンのせっかくグルメ 2時間半スペシャル』だ。同番組は、バナナマンが日本全国のおいしい地元メシを求めて食べ歩くグルメバラエティで、日村勇紀の爆食いっぷりが売りだ。

 19日の放送では、『全新撮ロケ!日村&チーム半沢直樹&3時のヒロイン』と題して、『半沢』キャストから、今田美桜がスタジオゲストで出演。そして、尾上松也と東京03・角田晃広が山形・米沢にロケに出て、ご当地の名物を食べ尽くしたが、視聴率が2ケタを超える快挙を成し遂げたのだ。

「『半沢』キャストの3人が、どれほど数字を上げたのかは定かではありませんが、視聴率は”縦のライン“が大事なんです。かつて、日曜ゴールデン帯といえば、日本テレビの『ザ!鉄腕!DASH!!』『世界の果てまでイッテQ!』『行列のできる法律相談所』と続く鉄壁の並びが存在しました。今では、『DASH!!』『イッテQ!』の自滅や、テレビ朝日系『ナニコレ珍百景』『ポツンと一軒家』の人気上昇で状況がすっかり変わってしまいましたが……。

 人気番組があれば、その前後の番組は本来、数字がよくなってしかるべきなんです。19日の『せっかくグルメ』の視聴率がよかったのは、『半沢』キャストが出るというのもあったでしょうが、まさしく『半沢』が待ちきれず、TBSにチャンネルを合わせていた視聴者が多かったことによる“珍事”です。次回は約1カ月空いて、8月16日に2時間半スペシャルが放送されますが、この回もTBSは大いに期待するでしょうね」(テレビ誌記者)

『せっかくグルメ』は、15年4月に深夜番組としてスタートしたが、わずか3カ月で終了。16年10月より日曜午後6時30分からの枠で、再びレギュラー放送したが、19年3月で打ち切り。その後は主に日曜ゴールデン帯での特番でオンエアされ、2ケタ近くを獲ったため、その実績がかわれて、4月から3度目のレギュラー化。激戦区の”日8戦争“に殴り込みをかけた。ただ、通常の1時間枠で放送されることはほぼなく、『坂上&指原のつぶれない店』と交互に特番対応でオンエアされてきたが、視聴率は苦戦が続いていた。

 “日8“といえば、新型コロナウイルス感染拡大による撮影中断で、まだしばらくは、NHK大河ドラマ『麒麟がくる』の放送はない。ライバル番組が一つ減っている状況だけに、『せっかくグルメ』には、この機に奮闘してもらいたいものだ。

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