杉田水脈も真っ青!? 米で熱烈な陰謀論者議員が誕生か? 「ビル・ゲイツが、人身売買に関わっている」

日刊サイゾー / 2020年10月26日 19時0分

 来月11月3日に投開票が行われる米大統領選に日本からも注目が集まっているが、この日は上院(議席の三分の一ずつ改選)と下院(全435議席)の投票も行われる。そこで、米南部ジョージア州の下院第14選挙区から共和党公認候補として出馬する、女性実業家のマージョリー・テイラー・グリーンがやばすぎると評判だ。

 新人で、全米で数百人いる共和党の公認候補の一人に過ぎないグリーンに、何故これだけの注目が集まるのか? それは彼女が陰謀説を唱えるQアノンの熱烈な信奉者と見られているからだ。

 Qアノンは2017年にネットの4チャンネル(米国における2ちゃんねるのようなもの)に突如現れた。米国の軍事、インテリジェンス部門の中枢にいるとされる人物らが、ネットの掲示板を通して米国の真実を伝えるとされている。ヒラリー・クリントンやジョージ・ソロス、ビル・ゲイツといった民主党の政治家や実業家らが、闇の組織「Deep State(ディープステート)」を作り、悪魔崇拝、人肉嗜食や児童の性的人身売買に関わっている。それら悪と戦い、アメリカを救うのがトランプ大統領というのが主な主張だ。

 フェイスブック(以下FB)、ツイッターやYouTubeなど、あらゆるソーシャルメディアを使い、巧みにその主張を繰り返している。日本のニュースメディア「NewsPicks」の記事によると、米国の人口の5%にあたる約1600万人の支持者がいるという。

 そのQアノン信奉者とされるグリーンのこれまでの過激発言及び行動の主なものを以下挙げてみよう。(米誌「ザ・ニューヨーカー」Web版10月9日付記事などを参照)

①ヒラリー・クリントンの小児性愛、人見御供への関与を示唆する。

②「バラク・オバマが中米及び北米で展開する大規模なギャング組織、マラ・サルバトルチャ(MS-13)の助けを借りて、民主党の工作員の殺害を計画した」と主張。

③アメリカ史上初のイスラム教徒の女性議員、イルハン・オマルとラシダ・トレイブの両下院議員が誕生した2018年の中間選挙を“イスラム国による私たちの政府への侵略”と表現して批判。

④「アメリカ人は今、悪魔を崇拝する児童性愛者のグローバルな陰謀を除きだすための一生に一度の機会を得た」と間接的ながら過激な表現で民主党を批判。

 グリーンはこの他に、自身のFBに、先に挙げた二人の女性イスラム教徒下院議員、オマルとトレイブと、急進左派の急先鋒とされるアレキサンドリア・オカシオ・コルテスら3人の民主党下院議員の画像の隣でライフル銃を手にする自らの写真を投稿、「私たちの国を引き裂こうとするこれら社会主義者に対し、攻勢に出るために強い保守的なキリスト教徒が必要だ」と書き込んだ。この投稿はその後、“暴力を煽動している”としてFBにより削除されている。

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