NiziU、2020年最大ブレイクも業界内では冷ややかな視線?「コロナ禍だから売れた」の声も

日刊サイゾー / 2020年12月29日 9時0分

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 2020年デビュー組の中で、もっともブレイクを果たしたアーティストと言えば、日韓合同オーディション「Nizi Project」から誕生したガールズグループ「NiziU」だろう。

  6月にYouTubeで公開されたプレデビュー曲「Make you happy」のミュージックビデオはすでに2億回近く再生され、12月2日にメジャーデビューを果たし、その勢いのまま“史上最速”で『NHK紅白歌合戦』への出場も決めた。まさに順風満帆そのもののNiziUだが、メディア関係者の視線は少々冷ややかだという。

「若い女性に人気があるのは確かですが、メディア関係者がNiziUに興味を持っているかというと、そうでもない。音楽業界関係者、テレビ関係者、雑誌関係者のなかで、メンバーの顔と名前が一致する人なんてごくごく僅かです。NiziUを取り上げているメディアの多くが“これって人気があるんでしょ?”くらいの感覚。日本テレビやソニーがゴリ押ししているから“旬”にように見えるだけで、継続して人気が続くものだとは思われていない。関係者はまったくNiziUの盛り上がりを信用していませんよ」(出版関係者)

 TWICEやITZYを世に送り出したJ.Y.Parkがプロデュースを手がけるNiziU。K-POPの手法を使った日本のグループということになる。

「K-POPの手法ではプライベートを制限し、厳しいレッスンを強いるため、メンバーに負担がかかりやすく、日本のエンタメ界にはあまり合わないとずっと言われています。実際NiziUもすでに体調不良になったメンバーもいるし、長続きしそうにないのも事実。また、メディアとしてはJ.Y.Parkにスポットを当てたいと思っても、日本で活動しているわけではないから、なかなか動けないという事情もある。とりあえず話題ばかりが先行していて、中身が伴っていないという感覚もありますね」(同)

 NiziUはグローバルに活躍するグループを目指して結成されたが、現状では韓国でのデビューが決まっていない状態だ。

「韓国内では“日本人のグループ”という形なので、なかなか受け入れられないというのが現実です」(週刊誌記者)

 悪化する日韓関係もNiziUにとっての障壁となっているのだ。

「現時点では、新型コロナウイルスのニュースが多いので、むしろ日韓関係にフォーカスされることが少なく、だからこそNiziUも日本国内で人気となっているわけです。もしも、コロナが収束したらまた日韓関係に関するニュースも増え、日本国内での韓国カルチャーに対する風当たりが強くなってしまうかもしれない。

 そうなったら、NiziUが理不尽に叩かれてしまう可能性も高いと思います。ソニーや日テレもそのあたりを敏感に感じ取っているはずで、だからコロナのどさくさの中で、ガッツリゴリ押しをしているのでしょう。NiziUが売れるには、いましかチャンスはないということ。できるだけ早く結果を出さなくてはならないから、かなり性急な売り方になっていると言えるかもしれません」(同)

 2020年を駆け抜けたNiziUだが、2021年も同様に活躍することができるのだろうか。コロナの動向と合わせて、目が離せない。

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