『エンタ』『レッドカーペット』......ゼロ年代バラエティが続々復活の裏事情

日刊サイゾー / 2012年3月24日 8時0分

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 4月7日、日本テレビのかつての大人気番組『エンタの神様』が特番として復活する。19日にも同局で、『どっちの料理ショー』の復活特番が放送予定。

 TBSでは3月29日に『ザ・イロモネア』の放送が予定されていて、フジテレビでは2月に『爆笑レッドカーペット』、1月には『トリビアの泉』の特番を放送し、それぞれ高い視聴率を獲得している。

 このところ、2000年以降に人気を集めた番組が続々と特番という形で復活しているが、このような復活の裏には何か事情があるのだろうか。複数の人気バラエティ番組の構成を担当する放送作家は言う。

「こういった場合は、視聴者からの声やスポンサーなどの要望というよりは、編成や制作サイドの上層部での決定という場合が多いですね。現場のスタッフ発信というのはあまりないですね」

 では、どういう流れで復活が決定されるのか。

「まったく人気がなくなって終わった番組ではない場合、まだこのソフトは大丈夫だという判断で復活することはあります。単純にやればある程度の視聴率が見込める、という面が強いんじゃないでしょうか。もうひとつは、『番組終了から10年』とか『震災から1年』とか、今やる理由が見つけられることですね。いわゆる『ネタ番組』の復活が多いのは、今はネタ番組がないということも関係しているのではないかと思います」(同)

 これらの特番が高視聴率を獲得した場合、再びレギュラー番組として復活するということもあるのだろうか。

「視聴率がいいと、年2回、年4回という形で定期的に放送されることもありますが、レギュラー番組になるかどうかといえば、なかなか難しいです。終わった企画には、やっぱり終わっただけの理由がありますからね。1回限りなら視聴率も取れますが、毎週となると厳しいです」(同)

 さらに、人気番組ならではの復活の難しさも一部にはある。流れた年月に、記憶が美化、補正され、視聴者それぞれの「伝説」になってしまう場合だ。

「『すごく面白かった』という記憶があるので、見る側の期待度がものすごく上がってしまうんです。それで『あれ、こんなもんだっけ?』と思われてしまうと困りますしね。とくにコント番組などがそのタイプで、たとえばダウンタウンの『ごっつええ感じ』(フジテレビ系)が復活するといったら、ものすごくハードルが上がりますよね。ネタ番組はともかく、コント系の番組で新作となると、一度限りといっても、なかなか厳しいかもしれません」

 復活に適した人気番組とそうでない番組というのが、意外とあるというわけだ。


※画像は『エンタの神様 ベストセレクション Vol.1』(バップ)


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