AYU・Tシャツがまるで遺影みたい!? “元キリスト”浜崎あゆみは復活できるのか?

サイゾーウーマン / 2012年10月1日 12時0分

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アボンヌ安田の「神様が欲しい!」

 今回の“神様候補”にはこの方を挙げさせていただきます。奇しくもアイドル時代にはベッキー様の所属事務所・サンミュージックプロダクションに在籍されていた、“AYU”こと浜崎あゆみ様。

 アタシにとってAYU様は、よく言えば“青春時代を彩る存在”。ちょうどアタシが中学2年生の時に“浜崎あゆみ”として歌手デビューされて、翌年には1stアルバム『A Song for ××』(エイベックス・トラックス)が約150万枚を売り上げるなど大ブレイク。当時は「若者のカリスマ」なんて謳われていたけど、少なくともアタシの周りでは、その代名詞も決してうそじゃなかった。だって、中学卒業前の懇親会か何かで、クラス全員で『Depend on you』という曲(※ユーロビートバージョン)に乗せてパラパラを踊らされたくらいだからね。今でもあの曲を耳にする度、AYUよりも鮎に近い顔立ちの女子クラスメイトに振りつけを指導されつつ、「なんでこんなことさせられなきゃならないのよ!」と憤っていた気持ちが蘇るの。こんなふうに、よくも悪くもAYU様の曲によって心象風景が思い起こされる人、アタシの同世代にはかなりいると思う。

 パラパラは死ぬほど嫌だったけど、AYU様に対してはアタシも相当心酔していたから、10代の頃はずいぶんとお布施させていただいたわ。CDの購入はもちろん、AYU様がイメージガールを務められていた化粧品ブランド「ヴィセ」の中吊り広告がどうしても欲しくて、外しているところを駅員さんに見つかって怒鳴られたり……って、これはお布施には当たらないけど。とにかく、神奈川の片田舎で暮らす平凡な男子高生(すでにオカマだったけど)をそんな凶行に駆り立てるくらい、当時のAYU様にはパワーがあったってことよ。

 それにしても、なぜあそこまで心酔していたのか……。これが今になって考えてみると、よくわからないのよね。きっと、10代の頃のアタシに同じ質問をしたら「歌詞に共感できるから」とか「かわいいから」とか、当時のAYU様評としては通り一遍も甚だしい回答を並べるんだろうけど、結局は時代と寝たかったんだと思う。あの頃は歌手としてのスタイルがまったく違う安室奈美恵さんでさえ自作詞曲をリリースしてしまうくらい、「女性歌手たる者、浜崎あゆみのように作詞もできなければならない」といった風潮が確かにあったし、“美人といわれる顔”のトレンドはAYU様だった。今にして思えば、その風潮やトレンドの背景にはエイベックスの強力なお膳立てがあったわけだけど、当時のアタシはそんなカラクリについて知る由もなく、ただ純粋にAYU様のことを“時代の象徴”として崇めていたのよ。

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