「単なるノイズ・マーケティング」G-DRAGONの“19禁”プロモーションに批難の声

サイゾーウーマン / 2012年9月8日 9時0分

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 BIGBANGのリーダー、G-DRAGON(本名クォン・ジヨン)が2009年のファースト・ソロアルバム『Heartbreaker』以来およそ3年ぶりとなるソロアルバムを、現地韓国で9月15日にリリースする。それに先駆けて、9月1日にシングル「THAT XX」を発表したのだが、ジャケットに“19禁”の文字が書かれていたことで、インターネット中の話題をさらった。

 “19禁”とはいわゆる、19歳未満視聴不可のことである。韓国では通常、ドラマ・映画・音楽(ミュージックビデオを含む)といった作品が、青少年にふさわしいかどうかという判定は、「映像物等級委員会」や「青少年保護委員会」なる機関が主に行っている。判定の基準は詳細に決められており、それらをどの程度クリアしているかによって、全年齢対象、12歳以上視聴可、青少年視聴不可(19禁)などが決められる。青少年には不適切な性的描写や、過度な暴力性が認められるものには、大抵19禁の判定が下る。

 今回、G-DRAGONの新曲「THAT XX」は、タイトルおよび歌詞に青少年にふさわしくない言葉が使われているとして、アーティスト自らが進んでジャケットに19禁と明記したことが注目された。

「問題とされた言葉は、韓国語の『ク セッキ』。日本語にあえて訳すならば、『あの野郎』や『あのクソッタレ』でしょうか。英語の『ファック・ユー』同様に日常会話ではよく使われますが、公共の場では不適切な言葉です。とはいうものの、韓国語を母国語としていない日本人から見ても、『これのどこがNGなの……?』というレベルの歌詞だったので、韓国人にはなおさらでしょう。“自発的”に19禁と銘打って好奇心を煽ったわりには『ク セッキ』程度の言葉だったため、韓国のネットユーザーたちも、『一体どんな歌詞かと思ったけど、全然過激じゃない』と、肩すかしをくらったという声も多く聞こえ、中には『もう少しマシなプロモーションを思いつかなかったのか?』と怒りのこもった感想を書くブロガーさえいますよ」(韓国雑誌ライター)

 元来、19禁指定は、それ自体が十分に宣伝効果を見込めるものである。セクシャルかつスキャンダラスな期待を大衆に抱かせるのに、これほど効果的な言葉もないだろう。

「韓国の音楽制作者ならば、どのレベルの歌詞が19禁になるのかを知っているはず。知りつつも、あえて青少年に不適切な歌詞を書くのは、どうしても表現したいメッセージがその言葉を使わないと伝えられないか、もしくは単なるノイズ・マーケティングかのどちらかでしょう。残念ながら、K-POPのような若者向けの楽曲では、後者が大半です」(K-POPライター)

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