“アメリカを動かす力”オプラ・ウィンフリーの名インタビュー集

サイゾーウーマン / 2012年12月3日 13時0分

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 今年8月末、リアーナが3年前に暴力を振るわれたクリス・ブラウンのことを「まだ愛している」「きっと生涯愛する」と告白し、ニュースとなった。これまでクリスへの愛を明言してこなかったリアーナから、この素直な気持ちを引き出したのは、アメリカが誇る名司会者オプラ・ウィンフリーである。

 オプラはローカルテレビ局のアンカー時代、気の利いたアドリブが高く評価され、トーク番組の司会者に抜擢。番組は全国ネット放送へと成長し、『オプラ・ウィンフリー・ショー』として25年間、アメリカ人に愛された。同番組で、オプラは旬の人たちにインタビューをしてきた。事件の渦中にある人、困っている人、活動家、政治家たち、数多くのセレブもプロモーションやイメージアップを狙って番組に出演している。今回はそんなオプラがインタビューしてきたセレブの中から、全世界で注目された「印象に残るオプラ・ウィンフリーのインタビュー・トップ5」を紹介する。

■第5位 リッキー・マーティン(2011年11月2日放送)

 世界中にラテンブームを巻き起こしたラテンミュージックの大スター、リッキー・マーティン。ギリシャ彫刻のような肉体美に甘いマスクを持つ彼は、セックスシンボルとして多くの女性ファンを持っていたが、長年バイ/ゲイセクシュアルなのではというウワサが絶えなかった。偽ることに耐えられなくなったリッキーは2010年3月29日、公式サイトでゲイだとカミングアウト。その後沈黙を続けたが、8カ月後にオプラの番組に出演。オプラの巧みな話術により、「女性に性的魅力を感じ、彼女と一緒にいると完璧だと思ったことはある。でも、自分はバイセクシュアルではない。ゲイだ」と断言したり、「深い関係にある恋人はいる。かけがえのない人だ」と告白した。

 オプラは最初に、なぜ今、ゲイだとカミングアウトしたのかと質問。リッキーは「(代理母に産ませた)子どもたちに“どうやってウソをつくのか”を教えるような親にはなりたくなかった」と笑顔で述べ、「世間に向けてカミングアウトした瞬間、ボクは1人でスタジオにいたんだ。茫然としてたらマネジャーが入ってきて、その瞬間泣きじゃくってしまって。自由になったんだって思って」と語った。

 リッキーは続いて、「長年ゲイであることを隠し、自分を偽ってきたのは、保守的な環境に育ったから。男が男を愛するのは悪いことだと思い、苦しんだ」と告白。ここでオプラは、彼女と人気を二分するテレビ界の大御所バーバラ・ウォルターズが2000年にリッキーをインタビューした時のことについて、「ゲイであることをカミングアウトさせようと、猛アタックされたわよね」と聞く。リッキーは表情をゆがめ、「あの時はまだそのタイミングではなかった」と述べ、オプラはうんうんと理解を示し、リッキーの自伝『Me』の言葉を引用し、視聴者が本を読みたくなるようにリードしながら、彼の人生について深く掘り下げたトークを展開した。もちろん、「この本は自叙伝というだけでなく、とてもスピリチュアルな本よね」と絶賛することも忘れていなかった。

サイゾーウーマン

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