テレ朝に抜かれた日テレ、看板番組『深イイ』『しゃべくり』に異例のテコ入れ?

サイゾーウーマン / 2013年2月17日 9時0分

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 2012年、全日(午前6~同0時)とゴールデンで視聴率1位を獲得し、2冠に輝いた日本テレビ。2011年にはプライムタイムを含め3冠王の座を射止めたが、2012年はプライムタイム(午後7~11時)の視聴率1位をテレビ朝日に譲る形となってしまった。このままでは、今年の年間視聴率でテレ朝が3冠王を奪取してもおかしくはないが、テレビ局関係者によれば、日テレサイドもテレ朝の巻き返しに対抗できるよう秘策を練っているという。

「実は、月曜日に放送されている『人生が変わる1分間の深イイ話』と『しゃべくり007』の総合演出を入れ替えるという話が出ているそうなんです。要は、お互いの良いところを番組に入れ込んで、それぞれの番組自体の活性化を図るのが目的だと思われます」(テレビ局関係者)

 『深イイ話』と『しゃべくり』といえば、月曜午後9時台と10時台に放送されている、ともに2008年スタートの人気番組。『深イイ話』は番組開始当初、元同局アナウンサーの羽鳥慎一が司会を務め、島田紳助がスペシャルコメンテーターとして出演していた。同枠では、TBS系列の2時間ドラマ『月曜ゴールデン』や、フジテレビ系列の月9ドラマの好調により視聴率が伸び悩んでいたが、『深イイ話』が15%前後の視聴率を獲得する番組に成長したため、起死回生を図ることができた。09年、紳助が芸能界を引退してからは、今田耕司が番組に加わって、現在に至る。

 また、ネプチューン、くりぃむしちゅー、チュートリアルという人気中堅芸人が勢揃いしている『しゃべくり』は、08年7月から土曜午後5時30分~6時枠で放送され、同10月から月曜午後10時に移動。レギュラー陣がゲストに「嫌いな芸能人は?」など、きわどい質問をするという企画「ギリギリ007」が人気を呼び、10~20代の若者を中心とした視聴者に支持されている。登場するゲストによって差はあるもののプライムタイム移動後はほぼ毎週二桁台を獲り、裏番組の『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)を脅かす存在となった。今年1月1日には、午前9時から6時間SPも放送されたほどだ。

 しかしながら、日テレの人気番組という看板を背負っているものの、『深イイ話』『しゃべくり』の視聴率が、最近では通常放送で8~12%と、一時期より落ち着いた数字が続いている。

「そこで、企画や出演者を見直すというよりは制作側の人間を入れ替えてしまおうという案が持ち上がったとか。その人事異動が上手くいけば、かなりの相乗効果が期待できますから、『そういうテコ入れの仕方もいいんじゃないか』と検討しているようです」(同)

 2月4日放送の時点では、両番組とも変わらず『深イイ話』は高橋利之氏が総合演出、『しゃべくり』は川邊昭宏氏が演出を担当していた。本当に上記のような人事異動が行われるのかは現段階では不明だが、成功すればテレビ業界にとって革命的な出来事となることは間違いなさそうだ。

 04年から10年までの7年間、年間視聴率3冠王だったフジテレビが近年自滅し、日テレ・テレ朝がしのぎを削る視聴率争い。各局ともにさまざまなテコ入れを実施することで切磋琢磨し、テレビ業界全体の活性化につながることを願いたい。

※画像は『しゃべくり007』(日本テレビ系)公式サイトより

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