作り手の「お付き合い」事情と「こだわり」が寒々しかった、『FNS歌謡祭』

サイゾーウーマン / 2013年12月7日 15時30分

 特に、乃木坂のピアノ上手&学業優秀の「優等生」キャラ・生田絵梨花が、シャイで硬派なゆず・岩沢にしなだれかかる場面は、まるで遊び上手な取引先の社長(郷)に連れて来られたフリーランス(岩沢)の席に、事情があってキャバクラバイトをしなきゃいけなくなった優等生がついたような状況に見えた。どちらも可哀想すぎる。

■噛みあわない司会者
 お色直しをして、マイクを忘れて出てしまった滝川クリステル。プロとして考えられない大失態だが、その横で自分のマイクを貸すわけでもなく、マイペースで話し続ける気の利かない草なぎ剛クオリティ。クリステルの白く薄い顔の皮膚に、イラッとした静脈が浮かび上がるのが印象的だった。

■飯島&エイベックスVSジャニーズ戦争勃発
 EXILE、キスマイなどのエイベックスグループと、俗に言う「飯島班」の露出の多さに対し(Sexy ZoneとA.B.C-Zは短かったが)、KinKi Kids、TOKIO、V6、Hey!Say!JUMPは、長時間座らされた挙げ句、持ち歌1曲と数秒コラボのみの出演。嵐は“客寄せパンダ”として名前を使われ、まさかの収録1曲披露だけ。これには「飯島&エイベックスVSジャニーズ」の戦いが始まったという声も上がっている。

 この番組に出て、番組を見て、楽しかったのは、果たして誰なのだろうか。放送局やさまざまな事務所の意向と「お付き合い」ばかりが際立つ不気味な番組だった。
(田幸和歌子)

※画像は『2013 FNS歌謡祭』(フジテレビ系)公式サイトより

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