大沢樹生が著書で綴っていた、子育てへの葛藤と「良き父親」像への自己陶酔

サイゾーウーマン / 2014年2月4日 16時0分

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 昨年末から芸能マスコミを騒がせている、大沢樹生と喜多嶋舞の息子問題。1日、大沢は現妻との間に長女が誕生したことを公表したが、騒動の行く末はまだまだ見えない状況だ。そこで大沢樹生の2008年の著書『昨夜未明、大沢樹生が死にました…』(カンゼン)を手に取り、家族について書かれた箇所を追ってみた。

 大沢と喜多嶋が、ドラマでの共演をきっかけに交際することになったことは、広く知られている。交際中のある日、喜多嶋が「あのね、赤ちゃんができたみたいなの」と言った。この報告に大沢がまず返した一言は、「ビールをくれ」。混乱しているのか? そして、手にしたビールを一気に飲んだ大沢は、

<じわじわと胸の奥から(大沢ジュニア誕生か!)という喜びが涌き上がってきた>
<こんなにうまいビールを飲んだ記憶はあとにも先にもなかった>

 とつづっている。こんなにも幸せを感じていたのに……のちにこの赤ちゃんのDNA鑑定をするという、大変なことになるかと思うと、胸が痛い(あくまで2014年初頭段階での大沢側の言い分だが)。

2人は結婚し出産を迎えたが、赤ちゃんは先天性の病気のため、出産してすぐに集中治療室に入れられた。その後、手術は成功し、ようやく我が子をこの手に抱くことができたのは、10カ月後のことだったという。<生まれてはじめて抱いた我が子はとても軽くて、とても重かった>と、幸せを噛みしめる。そんな思いを乗り越えて産まれた息子には、<俺たちの次の時代をたくましく生き抜いてほしいという願いを込めた名前>をつけた。また、病気を乗り越えた息子に、<親バカを承知で言わせてほしい。さすがは俺たちの息子だ>と、父親として愛情たっぷりに語る。しかし……

<そこまでは、いい>

 ああ……。ここからは、よくないのか。子育てに関して喜多嶋と意見の食い違いが続いたそうだ。<思い返してみれば、ここ何年も彼女が心から笑っているところを見たことがない。俺が大好きだったあの笑顔を、彼女に取り戻してほしかった。彼女をもう一度、自由にさせてあげたかった>。そして、2人は離婚し、息子は大沢の元で暮らすことになったのだ。

<ガランとした家で、父親と息子、野郎二人きりの生活が始まった>

 さあ、ここからは父一人子一人、シングルファーザー編だ。息子の病院通いはその後も続いていたため、この時期の大沢のスケジュールは、息子の通院と学校行事最優先で<ロケもできるだけ午後四時までに切り上げてもらうようにした>そうだ。なぜなら、<二人でスーパーへ買い物へ行くためだ>。もちろん食事も大沢が作る。鍋料理が多かったが、<鍋料理なら野菜もたくさん食べられるから、栄養面でも安心だ>とのことで、鍋について紙幅をそこそこ割いて魅力を語っている。<残ったスープで翌朝、うどんを食べたり、味噌汁を作ったりすることもできる。忙しい朝にはぴったりだった>とか、<なかでも、とくに息子に好評だった、“ポパイ鍋”のレシピを書いてみよう>と、唐突にお料理本のようになったりする。<お好みで、刻んだネギをたれに加えてもおいしい>とか、一体何の本なのだ。

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