大物作家・五木寛之が起こした、佐村河内守氏を超える“ゴースト珍事”とは?

サイゾーウーマン / 2014年3月15日 16時0分

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 佐村河内守氏の騒動から、世間一般に「ゴースト=悪」といったムードが漂っている。先日は、堀江貴文氏の著作『拝金』『成金』(いずれも徳間書店)について、表紙イラストを担当した漫画家・佐藤秀峰氏が、「実際には堀江さんは文章を書いていない」とブログで暴露した途端に大炎上が発生し、徳間書店は「2冊とも間違いなく堀江氏の作品」と見解を表明する事態へと発展した。

「また佐村河内氏と同じく、音楽の分野でもプチ炎上が発生しました。サザンオールスターズの桑田佳祐が、ラジオ番組で『福山雅治がゴーストを使っている』と思わせるような発言を冗談でしたところ、それが一部週刊誌で報道される事態に。ゴーストという言葉に対して、メディアも世間も異様に敏感になっているということでしょう」(芸能ライター)

 さて、ではゴーストライターの“主戦場”である文筆の世界では、現実的にゴーストについてどんな認識をしているのだろうか。ある出版関係者はこう明かす。

「ホリエモンの場合もそうでしたが、タレントや有名人によるコラムやエッセイ、自伝など、本人が話した内容を編集者がまとめたり、ゴーストが代筆することは、ごく当たり前の話です。さらには、自分では一切取材を行わずに編集者に丸投げする有名小説家や、執筆は全てゴースト任せといった大物ミステリー作家も存在しています。いずれにせよ、世間一般と関係者間での“ゴースト”の認識は、大きなズレがあると思いますね」

 自らは筆をふるわない大作家……にわかには信じがたい話だが、もう1つ、ある大物作家には、こんな“ゴースト逸話”が存在するという。

「佐村河内氏の楽曲に推薦文を寄せていた有名作家・五木寛之氏が、ある若手作家と対談した時の話です。用意された席には、その若手作家と五木氏、編集者のほかに、素性不明の3~4人の男性が控えていたんです。彼らは自己紹介もないまま、若手作家と五木氏との対談に参加。その対談がのちに書籍化された際、彼らの発言はすべて五木氏のものとして掲載されていたんです。今思えば彼らは、五木氏の“ゴーストインタビュイー”だったのでしょうね」(文芸誌関係者)

 こうして当たり前のように各ゴーストたちが横行しているとすれば、まだしばらくの間は、ゴーストをめぐる諸問題が、メディアを席巻することになりそうだ。

※画像は『なるだけ医者に頼らず生きるために私が実践している100の習慣』(中経出版)

サイゾーウーマン

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