福士蒼汰の人気加熱で考える、“ミーハーホイホイ”作用を失ったジャニーズの課題

サイゾーウーマン / 2014年11月24日 18時45分

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 今回は、福士蒼汰のいまだ続く人気ぶりと、ジャニーズのタレントたちとの差について考えてみたい。

 福士蒼汰がかつて『仮面ライダーフォーゼ』(テレビ朝日系)に主演していたとき、ツッパリニワトリ頭を見て、こうもブレイクする日が来るということを誰が予想しただろうか。『あまちゃん』(NHK)の「ずぶん」先輩だって、のっぺりした演技力を「方言」と天然キャラがカバーしていると思ったし、その後のゴリ押しで飽きられると思った。にもかかわらず、女性たちはその後ますます夢中である。

 福士蒼汰の人気を見るにつけ、余計なお世話ながら「このブレイクがなぜジャニーズじゃなかったのか」と思えてならない。SMAP・木村拓哉やV6・岡田准一、嵐・松本潤、山下智久など、世の女性が熱狂するのは、かつてはジャニーズだったはずだ。なぜイケメン俳優にそうした株を奪われてしまったのだろうか。考えられる要因をいくつか挙げてみたい。

◎嵐の爆発的人気による若手渋滞問題
 ジャニーズでは「アラサーなのに可愛い」嵐の人気によって渋滞が起こってしまい、リアル若手ジャニーズタレントが「子ども」に見え、需要が低くなってしまう面がある。一時、ダウンタウンなどの人気で上が詰まり、若手が育たなかったお笑いの世界にも似ている。

◎不祥事による山下、錦戸などの世代の失速
 嵐と同じくアラサーでも、若い頃からセクシー路線もでき、女性たちを熱狂させた山下や関ジャニ∞・錦戸亮などが、相次ぐ不祥事によってバトンを若い世代に渡さないまま、人気者の世界を退場していったことも一因だろう。

◎事務所が一極集中できるか否か
 若手が大量にいるうえ、「派閥」問題などでややこしいジャニーズに比べ、「売り出し中」の俳優の数が限られている事務所の場合、一極集中でプッシュできる強みがある。研音の福士しかり、トップコートの松坂桃李しかり。ちなみに、同じくトップコートの菅田将暉や、ジャパン・ミュージックエンターテインメントの千葉雄大など、脇ができる演技派は重宝されるため別売り感も(ちなみに、みんな戦隊やライダーの特撮出身者だ)。

◎身長問題
 残念ながら、福士や東出昌大、山崎賢人など、いまどきのイケメン俳優と言われる人は高身長だが、ジャニーズはキムタクも岡田もKinKi Kidsも嵐も滝沢秀明もKAT-TUN・亀梨和也もHey!Say!JUMP・山田涼介も、売れっ子は代々総じて小柄。テレビのドアップに耐えられる顔面力では決して他事務所に負けないのだが……。ちなみに、同じ高身長イケメン俳優枠では、Hey!Say!JUMP・中島裕翔のほうが、他事務所俳優よりも美肌&整った顔立ちだが、少年っぽさが抜けず、色気はない。ジャニーズJr.の松村北斗やジェシーには色気もあるが、やや地味で薄いのか?

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