R・ギア、『プリティ・ウーマン』へのネガティブ発言をめぐり、雑誌側と対立

サイゾーウーマン / 2012年3月24日 12時0分

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 日本で放送される新コマーシャルで、映画『男はつらいよ』の寅さんに扮し話題となっているリチャード・ギアが、爆弾発言を投下したことで注目を集めている。ダンディなイメージを定着させ、ハリウッド俳優としての格を大幅に上げてくれた出世作『プリティ・ウーマン』(1990)のことを、「まぬけな恋愛コメディー」とこき下ろし、世界金融危機を引き起こすきっかけは演じたキャラクターにある批難したのだ。

 リチャードは、名門マサチューセッツ大学で哲学を学んでいたころに俳優を志し中退。しかし役者としての芽はなかなか出ず、31歳の時に"金持ちの婦人と寝て稼ぐ"役を演じた『アメリカン・ジゴロ』(1980)でブレイク。映画『愛と青春の旅だち』(1982)でも、ヌードシーンや官能的なセックスシーンが話題になり、エロかっこいい役を演じさせたらピカイチといわれるようになった。しかし『プリティ・ウーマン』で、そのイメージを払拭させることに見事成功。エリート役、セクシーな紳士役を演じさせたら右に出るものはいないいわれるようになり、1991年にスーパーモデルだったシンディ・クロフォードと結婚した時には、一流カップルの誕生でファンを喜ばせた。チベット仏教信者で人道主義者であることさえも、エリートなイメージ通りだと世の女性をうっとりとさせている。このように、『プリティ・ウーマン』に出演したからこそ、今日のステータスを手に入れたといっても過言ではないのだが、リチャードは、この出世作のことをバッサリと斬ったのである。

 豪女性誌「Woman's Day」の独占インタビューに応じたリチャードは、『プリティ・ウーマン』のことについて聞かれると「あれは、自分にとって最も好きじゃない映画だ」と断言。「あの作品についてよく聞かれるんだけど、もうあまり覚えていないんだよ。本当にまぬけな恋愛コメディーだったしね」と述べ、「『Arbitrage』の方が何倍も真面目な映画さ。因果関係もしっかりと組み込まれているしね」と新作映画のことを宣伝した。

 また、『プリティ・ウーマン』で演じた、"利己的で自分勝手なウォールストリート・タイプの男"エドワード・ルイスが、世界金融危機を引き起こす一端を担ったとも発言。「企業買収を繰り返す実業家、ビジネスエリートたち、イコール、派手で威勢がいいというイメージを植えつけてしまった。あれは本当に間違っていたし、まずいことをしたと思う」と言い、「幸いなことに、今では誰もが彼らのことを疑い深い目で見るようになったけどね」と皮肉った。

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