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もふもふな“チンチラ”だらけの「ジャパンチンチラフェスティバル」開催

デイリーニュースオンライン / 2015年12月6日 11時0分

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「チンチラ」を知っていますか?

 同じ名前がついたネコやウサギもいますが、今回の主役はげっ歯目。ハムスターやモルモット、デグーなどの仲間です。ネコやウサギのチンチラも、こちらのチンチラに毛色が似ていることから名付けられました。

 実際にチンチラを見たことがなくても、ふわふわの美しい毛並み、丸いフォルム、キラキラした丸い瞳。その可愛らしさは、ひとめ見ただけで虜になってしまうはず! そんなチンチラをテーマにした、日本で初めてのイベントが行われます。

ジャパン チンチラ フェスティバル -チラフェス-
12.06(日) / 東京都 / 大田区産業プラザPiO 小展示ホール



 チンチラの生体展示、飼育用品・フードの展示や販売、飼育方法のセミナー、グッズ製作のワークショップ(有料)など、初めてのチンチラ写真集「ふわっとチンチラ」の出版記念トークショーなど、様々なイベントが行われます。さらに、日本で初めてのお披露目という、希少かつ美しい毛並みを持つ新種のチンチラも登場予定。

 このイベントはチンチラと暮らす飼い主さんたちが、チンチラへの愛と感謝の気持ちを込めて開催するもの。テーマは「サンクスチラーズデー」。

 チンチラ感謝祭ということで、大好きな“愛チンチラ”へ、心からの愛を込めたラブレター『チラブレター♡』も紹介されるそうですよ。

 どこをとっても可愛いとしか言いようがない、チンチラの魅力を味わいつくすイベントになるとか! カワイイけれど、まだ意外に知られていないチンチラの魅力やイベントについて、チラフェス実行委員長 / ロイヤルチンチラマネージャーの鈴木理恵さんにお話を聞きました。

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(C)Royal Chinchilla

チンチラについて

──チンチラに興味を持ったきっかけを教えてください。

 長年、小動物の適正飼育を研究するうちにチンチラたちと出会いました。当時はまだ私自身、チンチラの病気にほとんど経験がないなかで、1匹の子が突然瀕死の状態にまで具合が悪くなり、真夜中の動物病院に駆け込みました。しかし、ぐったりと体のチカラが抜けてしまったその子に、獣医さんも私も何ひとつしてあげることができませんでした。

 もうダメかもしれない。その子を連れて病院からトボトボと家へと戻りましたが、その子は横になったまま動くことができないにも関わらず、次の日のお昼になっても、夜になってもがんばり続けました。その子の心臓が動きをやめて、静かに息を引き取ったのは、そのまた次の日の夕方のことでした。

 強いなあ。私はくやしさでボロボロに涙を流しながらも、チンチラという動物の強さに心を掴まれていました。動物種を比べてどちらの方がこうである、と言うのはあまり好きではないのですが、それまで出会ってきたどの小動物たちよりも、最後の最後まで自分の命をあきらめず、まだ生きたいと言い続ける、強い動物だと思いました。

──チンチラの魅力はどんなところでしょうか?

 とにかくポジティブなところが魅力です。まだいける、まだがんばれる。あきらめない。その姿を見ているこちらが、いつもたくさんの元気やパワーをもらえるような、強い魂を持った動物です。容姿的には、まんまるでモフモフ。両手にすっぽりと収まるサイズで、小鳥みたいに軽くて、うさぎのようにフワフワ。さらに、頭がとてもよくて、ユーモラスで、常に好奇心や探究心に満ち溢れています。

──日本で初めてのチンチラ写真集「ふわっとチンチラ」について教えてください。

 チンチラという動物をはじめて知る人たちにも、できるだけわかりやすくその魅力のすべてを伝えたい、そういう気持ちを込めて作りました。この一冊に、チンチラについての情報がぎゅっとつまっています。

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(C)Royal Chinchilla

──チンチラと一緒に暮らす人は増加傾向にあるのでしょうか?

 たしかに去年ぐらいからグッと急速に増えているのを感じていますが、それでもまだまだ、自分を含めて基本的には少数派であると思っています。だからこそ、飼い主さん同士のネットワークをもっともっと強くしたいと思っています。

ロイヤルチンチラについて

 東京・田園調布にある、日本で唯一のアメリカンチンチラの専門店。2014年にオープンしたばかりですが、チンチラ好きの間ではすでに有名になっているようです。ピンクと白を基調にした可愛い店内には、静かにクラシックのBGMが流れています。雰囲気はおしゃれなカフェ、といった感じ。

 お店では愛らしく、個性豊かなチンチラたちがお待ちかね。ここにいる子たちは、みな東京都大田区生まれだそう。また、厳選したチンチラ関連グッズも豊富に揃います(ほとんどのものがオンラインショップでも購入可能)。チンチラをモチーフにした雑貨も取り扱っています。これだけチンチラグッズがそろうところは、日本、いや、世界にもここだけかもしれません。ちなみに、チンチラフェスティバルでもアーティストブースが設けられ、チンチラをはじめとした小動物の雑貨などが販売されるそうなので、こちらもぜひチェックしてみてください。

 そして驚いたのが、ほとんどニオイがしないこと。チンチラたちは清潔なケージでゆったりくつろいでいます。例えば、ちょっとおっとりした子には、ステージ(木の板などで作った足場)で足を滑らせないよう布を巻いてあげるなど、それぞれの個性に合わせてケージにも工夫がされていました。

 ロイヤルチンチラには、珍しい「チンチラエステ」があることも特徴です。『美』と『健康』と『癒し』を提供するため、毛玉除去やグルーミング、さらにハンドマッサージやネイルケアまで充実のメニュー! ただ毛並みをきれいにするだけではなく、免疫力アップや病気の早期発見などにもつながるそうです。

 もう一つの特徴は“会いに行ける”、アイドルチンチラがいること。チンチラを好きなだけ眺めていられる、癒しの空間としても人気なのだとか。チンチラとの幸せな生活をサポートしてくれるお店ですね。

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(C)Royal Chinchilla

 実際にチンチラを触らせていただいたのですが、素晴らしい手触り! 見ただけで細かくてふわふわの毛がびっしり生えているのが分かるのですが、さらさらもこもこすべすべ。これまでに触ったことがない極上のふんわり感でした。しかも、いきなりやってきた知らない人間(私)に対しても、ケージから鼻を出してクンクン匂いを嗅いでみたり、興味深そうに立ち上がってこちらを見つめたり、本当に好奇心旺盛でかわいい子たちでした。すっかりチンチラにメロメロです。

チンチラフェスティバルについて

──イベント開催の経緯を教えてください

 もともと『ロイヤルチンチラ』のオープンよりも先に、小動物のイベントをやりたいという気持ちが最初から頭にありました。イベントを開催する理由は、たくさんの飼い主さん同士、そしてこれから飼いたいと思っているみなさんが実際に知り合って、よりかけがえのない仲間となる場を作りたいという想いからです。

 小動物の飼い主さんには、その方たち自身も可愛らしく、ちょっと怖がりなところもあったり、おとなしいところがあったりする方が多く、ワンちゃんの飼い主さんたち同士のように、実際に公園やドッグカフェで交流を持つ機会というのも、非常に限られています。いまではインターネットを検索したり、SNSでつながったりすることによって、ある程度の知識や情報は簡単に得られるようになっています。しかし、実体験を通じてもっとより深いレベルでつながるには、イベントという出会いの場が非常に重要だと思っています。

 また、『ロイヤルチンチラ』をオープンしてから改めて、チンチラがどれだけ世の中に知られていないかを身にしみていつも感じるようになりました。

 もっとよく知られることによって、安易に飼われることを防ぎたい。そして正しい飼育方法や病気についてみなさんによく理解していただくことによって、飼育用品メーカーさんやペットショップの店員さん、獣医さんたちにも、もっとこれまで以上にチンチラに対して真剣に向き合ってもらえるのではないかと考えています。

──日本初のイベントということで、かなり大変なことも多かったと思います。

 まず間違いなくどこでも、「なにがしたいの?」と聞かれます。(笑) それから「チンチラってなに?」とも。でも、そこでいちいち下を向いている訳にはいかないので、みなさんのお時間が許す限り私の話を聞いていただいて、できれば理解をしていただいて、その上でご協力をお願いしてきました。単に売名行為や営利目的なのでは?という見方をされることも多いですが、正直に言って予算的にも苦しいですし、私ひとりが有名になるためにやるのであれば、これほどの多くの方たちからの賛同とご協力は得られなかったと思います。

 みなさん、それぞれに心から愛しているチンチラさんやそのほかの小動物がお家にいて、その子たちのために立ち上がって、このイベントを成功させ、これから先の世の中がもっとその子たちにとって住みやすいものに変わることを期待されているのだと思います。

──初お披露目の新種のチンチラについて

 詳しくは今回の「ジャパンチンチラフェスティバル」にご来場していただいたみなさんの前でご報告させていただきますが、一言でいうと《私にとっての未来》です。この新種のチンチラは、2005年にアメリカで品種が確立されその後、世界中のチンチラブリーダーたちに熱狂的に迎えられ、愛され、繁殖が飛び火していきました。2011年にはじめて日本に入国しますが、それがいま私のラボにいる子たちの中の数匹です。非常に美しい毛並みを持ち、とても優雅な姿をしていますが、中身はコミカルで何事にも興味津々のチンチラですので、そのギャップがまた面白く、魅力的です。

 東京都大田区生まれのこの新種のチンチラたちが、日本の気候にも適応して、その生まれ持った美しい姿のまま、15年から20年という長い寿命を全うするのを見届けるのが、私の目標のひとつです。

──イベントの見どころは?

 とにかくたくさんのチンチラ飼いさんたちが一堂に集まること。これほどの数のチンチラの飼い主さんたちが集合するのは、当たり前ですがこれがはじめてのことです。また、これだけの数のチンチラをモチーフに作られたキャラクターやグッズ、雑貨が揃って、さらにその場で買うこともできる機会というのは、ほかのどんなテーマパークやレジャー施設でも体験できない、ここだけの楽しみになります。私自身が一番楽しみにしているかもしれません。

──どんなイベントにしたいですか?

 ハートフルで、みんなが笑顔になれる場所。あったかい気持ちになって、その日家に帰っても「ああ、きょうはいい一日だったなあ」と振り返ることができるイベントにしたいです。そして、また来年もみんなで集まろうねと約束ができたら最高です。

──チンチラファンに向けて、一言お願いします。

 今回のイベントがすべてのはじまりです。ここで生まれた大きな輪が、ゆっくりと回りはじめて、やがて世の中を変えていくことを楽しみにしています。

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(C)Royal Chinchilla

<最後に>
 とても可愛らしい「チンチラ」。飼ってみたいけれど、まだまだ犬や猫に比べるとマイナーな生き物のため、お迎えすることに不安がある人も多いかもしれません。温度調節、食べ物、習慣などなど、気を付けるべきことはたくさんあります。しかし、チンチラに限らず動物と一緒に生活するためには、そうした問題を解決すること、責任をもって命を預かることは不可欠です。

 まずは「チンチラフェスティバル」や「ロイヤルチンチラ」に足を運び、チンチラの魅力に直接触れてみてはいかがでしょう。チンチラのことをもっと知って、もっと仲良くなって、もっと大好きになる1日。日本で初めてのチンチラのイベントですが、今後さらにチンチラファンが増えることは間違いありません。

『ジャパンチンチラフェスティバル』Japan Chinchilla Festival
日時:2015年12月06日(日)10:00開場 17:00閉場
場所:大田区産業プラザPiO 小展示ホール(東京都大田区南蒲田1−20−20)
入場料:前売り800円、当日1,200円
注意:未就学児の入場は原則として禁止となっています。ご入場される場合は、絶対に手を離さない、抱っこするなどの方法を守っていただけるようお願いいたします。

 また、小学生以上のお子様も、保護者の方と必ず一緒に行動するようにしてください。
※その他にも注意事項あり。オフィシャルサイトで確認してください。

面白いイベント情報サイト『Evenear(イベニア)』
日本・世界の“面白い”イベント情報を探し出し、紹介することを目的としているWebサイト。規模の大小に関わらず、斬新な企画のイベント、思わず人におススメしたくなるイベント、とにかく変なイベントの数々を情報提供しています
公式サイト/

(取材/篠崎夏美)

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