【プロ野球】不振の大阪桐蔭 vs.逆襲の履正社!両校OBの”4番打者対決”
デイリーニュースオンライン / 2016年7月24日 17時5分

大阪の高校野球の勢力図は、大阪桐蔭と履正社の二強がトップグループを形成している。この2校は近年、ライバル関係にある。今回は、この夏の大阪大会でも俄然注目されている2校の「OBプロ野球選手の4番打者成績」を比較してみた。
※野球の見方が変わるスマホマガジンでニュースやコラムが読み放題!
■大阪桐蔭OBの不振※成績は7月20日現在、カッコ内はリーグ順位。
中村剛也(西武)
70試合 打率.251(26)/12本塁打(10)/33打点(19)
昨年の本塁打、打点の二冠王も今年は苦しんでいる。不振のため登録抹消されたこともあった。12本塁打は物足りない成績だ。
中田翔(日本ハム)
83試合 打率.247(29)/14本塁打(6)/65打点(3)
日本ハムが破竹の15連勝中に、中田は打撃不振に陥っていた。連勝中にノーアーチで、連勝が止った試合でホームランを打つという皮肉な結果に。しかし打点3位はさすがといったところ。
他の大阪桐蔭のOBは岩田稔が登録抹消、西岡剛が左アキレス腱断裂で今季絶望の大ケガをするなど、全体的にいい成績を残せていない。
■躍進の履正社OB履正社のOBといえば、まず名前が挙がるのは昨季、トリプルスリーを達成した山田哲人(ヤクルト)だ。今季も絶好調で、昨季以上の成績を残している。
山田哲人(ヤクルト)
91試合 打率.346(1)/29本塁打(1)/73打点(1)/22盗塁(1)
現状はトリプルスリーどころではなく、トリプルクラウン(三冠王)プラス盗塁王というとんでもない成績を残している。これ以上、なにを望むのか。
T-岡田(オリックス)
64試合 打率.290(10)/15本塁打(5)/41打点(13)
T-岡田はスタートこそつまずいたものの、完璧なホームランが出るようになった。7月18日のソフトバンク戦での満塁ホームランは印象的だった。
■履正社の逆襲?このように、今回のOB対決は、履正社が大阪桐蔭を上回っている印象だ。
本稿締め切り間際に「大阪桐蔭敗れる」の報が入った……。OB対決の印象どおり、今年は「履正社の年」になるのだろうか。
- 文・矢上豊(やがみ・ゆたか)
- ※大阪在住の山本昌世代。初めてのプロ野球観戦は、今はなき大阪球場での南海対阪急戦と、生粋の関西パ・リーグ党。以来、阪急、オリックス一筋の熱狂的ファン。プロ野球のみならず、関西の大学、社会人などのアマチュア野球も年間を通じて観戦中。
- 【関連記事】
-
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
ロメロのオリ復帰、“出戻り”助っ人は活躍? デストラーデら愛された外国人たち
Full-Count / 2021年1月9日 7時50分
-
燕に打率1、2位の青木&内川、4選手が1000打点に挑戦 現役通算打撃成績ランキング
Full-Count / 2021年1月4日 11時5分
-
4年ぶりAクラスのロッテ チーム打率リーグ最下位も得た収穫と手応え【野手編】
Full-Count / 2020年12月31日 22時0分
-
日本ハムの今季を振り返る 中田&近藤がタイトル獲得も得点力、守備に課題【野手編】
Full-Count / 2020年12月31日 19時0分
-
2年連続最下位、今季のオリックスを振り返る 吉田正が首位打者も…【野手編】
Full-Count / 2020年12月31日 18時0分
ランキング
-
1「『130歳の祖父』を死なせてあげました」60代男性、相続で初めて知った衝撃の血縁
弁護士ドットコムニュース / 2021年1月24日 9時15分
-
2自民党の人材不足、野党も共倒れで菅政権延命の「最悪シナリオ」も
NEWSポストセブン / 2021年1月24日 7時5分
-
3人気絶頂・大江麻理子アナが「マスク着用」で打倒・報ステに挑むニュース戦争が勃発
NEWSポストセブン / 2021年1月23日 16時5分
-
4小池百合子都知事&吉村洋文府知事、頭が痛くなる16の東西“トンデモ発言”対決
文春オンライン / 2021年1月22日 11時0分
-
5「だまされたふり作戦に協力して」…警察名乗る男ら80代女性から150万円だましとる
読売新聞 / 2021年1月24日 11時59分