【プロ野球】「いじられ役」から「スベリ芸人」まで! ヤクルトが誇るユーティリティープレーヤーはこの選手だ!

デイリーニュースオンライン / 2016年12月17日 16時5分

写真

 山田哲人、川端慎吾、畠山和洋と昨シーズンのリーグ制覇を支えた打撃陣の主力が相次いで離脱した今シーズンのヤクルト。その苦境のなか、主力不在のピンチをを支えたユーティリティープレーヤーを紹介しよう。

※野球の見方が変わるスマホマガジンでニュースやコラムが読み放題!

■ヤクルトの“いじられ役”三輪正義

 ヤクルトが誇るユーティリティープレーヤーといえば、この選手を忘れてはならない。“いじられ役”の三輪正義だ。今シーズンは51試合に出場するもスタメンはわずか4試合。代打、代走、守備固めと様々な役割をこなしチームを支えた。栄えある「トリプルダブル(仮)」(※1)の達成者でもある。

 三輪は今シーズン、唯一外野の全ポジションを守っている。また、二塁、三塁も守り、合計5つのポジションを守った唯一の選手でもある。

 サヨナラヒットを打ってもわざとほかの選手が寄ってこず、スルーされるのは“いじられ役”のご愛嬌。緊急時には捕手もこなす頼れるユーティリティーの三輪はチームに欠かせない存在だ。

※1 トリプルダブル(仮):代打、代走、守備固めを年間で各10回以上起用されることを表した筆者の造語

■代打の切り札から“スベリ芸”までこなす今浪隆博

 故障者の多かった今シーズンのヤクルトにおいて、遊撃、三塁、一塁と3つのポジションをこなし、代打の切り札としても存在感を発揮した今浪隆博。顔面裂傷、甲状腺機能低下症に見舞われながらもチームを盛り上げ、お立ち台でも得意の“すべり芸”で沸かせてくれた。

 今シーズン、チーム2位となる3本の三塁打を放っているものの盗塁はゼロ(盗塁死1)。日本ハム時代から含めても盗塁はわずか4つだ。通算3本塁打の今浪だが、来シーズンは通算本塁打数が通算盗塁数を追い抜くかもしれない。

■独特な名前コールの“マルチプレーヤー”谷内亮太

 今シーズンのヤクルトで唯一、内野の全ポジションを守ったのが谷内亮太だ。谷内は大引啓次が離脱した4月上旬から遊撃を務め、ヒットを量産。打率5割を記録し、救世主となった。

 しかし、4月下旬に死球を受け、左尺骨を骨折。わずか9試合のみのスタメン出場で無念の登録抹消に。全治3カ月の重症に、今季は絶望という噂も流れた。

 故障が癒えた8月に1軍に復帰すると、畠山和洋不在の一塁に就く。その後は山田哲人が登録抹消されると二塁でスタメン出場。山田が復帰すると、今度は川端慎吾不在の三塁へと回る。そして、川端が復帰すると谷内は登録抹消……。

 今シーズンの谷内は大引、畠山、山田、川端といったレギュラー陣の穴を埋める役割を果たしたが、彼らが戻ってくると出番がなくなった。

 内野全ポジションを守れる谷内の存在は大きい。「谷内! 谷内! 谷内谷内谷内谷内」と言った独特のコールを聞きたいファンのためにも、来シーズンは全試合1軍帯同を目指してもらいたい。

 今回は、ヤクルトにも三者三様のユーティリティープレーヤーが存在するということをお伝えした。彼らがスタメンで出場する機会は少ないかもしれない。しかし、こういった脇役にもスポットライトを当てることで、微力ながら「ヤクルト=山田哲人」というイメージ脱却を図ったつもりだ。

 ぜひ、来シーズンはヤクルトが誇るユーティリティープレーヤーに注目してほしい。プレー以外にも持ち味もある。そんな素晴らしい選手達ばかりだから。

文=勝田 聡(かつた・さとし)

【関連記事】

デイリーニュースオンライン

トピックスRSS

ランキング