キャサリン妃も愛用するスキニーパンツの危ない副作用「脚が麻痺して歩けなくなる」

デイリーニュースオンライン / 2015年7月11日 7時30分

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 スキニー(ほっそりとした、痩せた)パンツといえば、足にぴったりフィットして細~く見せてくれる、人気のファッションアイテム。とにかくスタイルがよく見えるため、英国・キャサリン妃をはじめ、国内でも工藤静香(45)や里田まい(31)と、モデルや有名人にも愛用者が多い。

 だが、スキニーを「はき続けるととんでもないことになるかも」と、7月9日発売の『女性セブン』(小学館)が警鐘を鳴らしている。

コンパートメント症候群という恐怖

 発端は6月22日に発表された、オーストラリアのロイヤル・アデレード病院の医師による研究論文。スキニージーンズを着用した35歳の女性が、引越しの手伝いのため数時間しゃがんだ状態で作業をしたところ、帰宅する途中で転倒。女性の下肢は自力で起き上がれないほどに麻痺しており、通りがかったタクシーで病院に搬入されたという。診断の結果、コンパートメント(筋区画)症候群を引き起こしていることが判明。着用していたジーンズをカッターで切断して脱衣させる必要があるほど、ふくらはぎが大きく腫れ上がり、無事に歩けるようになるまで4日もかかったそうだ。

 この症状は、四肢の内圧が上昇した際に筋肉や循環系に機能障害を生じるもので、悪化することで組織の壊死につながるケースも。医師によれば彼女も「歩行に一生、支障をきたす神経障害に陥っていた可能性があった」というから、下手をするとパンツが“凶器”になっていたかも知れないのだ。

 ファッショナブルだが歩行にリスクが伴うといえば、ハイヒールもしかり。外反母趾や関節の変形、疲労骨折といった様々な問題を引き起こすことで知られる。スキニーパンツに高すぎるハイヒールの女性を見たら思わずヒヤッとしてしまいそうだ。

“締め付ける”衣類は危険性を伴う

 医療ジャーナリストが言う。

「脇肉を寄せて上げるブラや、ヒップアップをうたう補正下着など“締め付ける”衣類全般にも言えることですが、着用している一時的に固定されるだけで、肉が自然と移動するということはありえません。締め付けるだけの衣類はリンパの働きや血流を阻害する危険性があります」

 筋肉が楽をしている状態でもあるので、逆に筋肉の老化を促進することも考えられる。

 少しでもスタイル良くおしゃれに見せたい願望は誰にもあるだろうが、安易に衣類やアイテムに頼るのではなく、本当にキレイな体型を手にしたいのであれば、やはり地道なエクササイズが必要ではないだろうか。

(取材・文/チロル蝶子)

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