「ロシアに対する敵対的本性」北朝鮮、英のウクライナ支援を非難
デイリーNKジャパン / 2024年5月8日 14時53分
北朝鮮国営の朝鮮中央通信は6日、ロシアの侵攻を受けているウクライナを英国が支援していることを非難する個人名の論評を配信した。「英国は欧州大陸を戦争の災難の中に深く追い込んでいる」
英国のデイヴィッド・キャメロン外相は2日、ウクライナのキーウを訪問してゼレンスキー大統領と会談した。同日、キャメロン氏はロイター通信のインタビューで、「ウクライナにはイギリスが供与した兵器でロシア領内の標的を攻撃する権利があり、実際に行うかどうかはウクライナ次第だ」と話した。欧米諸国は戦闘拡大への懸念から供与した兵器をロシア領内に向けて使用しないように求めてきたが、一歩踏み込んだ形だ。また、キャメロン氏は、英国は必要な限り毎年30億ポンド(約5800億円)規模の軍事支援を続けると述べた。
キャメロン氏の言動に対し、国際問題評論家のシム・ミン氏の名で出された論評は、「英国はゼレンスキーかいらい当局に主力戦車やロケット砲、劣化ウラン弾をはじめとする各種の武装装備を提供し、特に2023年5月には真っ先に長距離巡航ミサイルを手渡すことで、ロシアに対する敵対的本性をさらけ出した」としながら、「ゼレンスキー当局をロシア領土縦深に対する無謀な攻撃に駆り出して日増しに劣悪になっているウクライナの戦況を収拾するために断末魔のあがきをしていることが分かる」と述べた。
また、「キャメロンがこのような無分別な暴言をはばかることなく吐いたことには、最近、ロシア武力の強力な軍事的攻勢によって日ごとに守勢に陥っているゼレンスキー当局の余命を維持させ、ウクライナ人の最後の一人まで反ロシア代理戦争に駆り出そうとする英国『ジェントルマン』の邪悪な企図が潜んでいる」と非難した。
外部リンク
この記事に関連するニュース
ランキング
-
1バイデン氏の撤退決断、米主要紙が評価 「勇気ある選択」「米国の最良の利益」
産経ニュース / 2024年7月22日 19時34分
-
2米国初の女性・アジア系大統領を目指すハリス氏、手腕には厳しい評価も
産経ニュース / 2024年7月22日 19時11分
-
3北朝鮮エリートの脱北ラッシュ、なぜ外交官なのか…海外生活で「目覚めた」
KOREA WAVE / 2024年7月22日 16時30分
-
4バイデン氏大統領選からの“撤退表明” トランプ氏「いんちきジョーは最悪の大統領」とSNS投稿
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年7月22日 11時43分
-
5パリ五輪、4355人を「脅威」として排除 仏内相明かす、大会の治安対策で
産経ニュース / 2024年7月22日 11時27分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください