金正恩氏、ベトナム最高指導者死去に際し弔電

金正恩氏とグエン・フー・チョン国家主席（2019年3月2日付朝鮮中央通信）

北朝鮮の金正恩総書記（国務委員長）が19日、ベトナムのグエン・フー・チョン共産党中央委員会書記長が死去したことを受けて、ベトナム共産党中央委員会に弔電を送った。朝鮮中央通信が伝えた。

グエン・フー・チョン氏（享年80才）は19日、首都ハノイの病院で死去した。チョン氏は国会議長などを経て、2011年にベトナムの最高指導者である共産党書記長に就任。党規約の人気を超えて、3期目を務めた。

金正恩氏は弔電で、「グエン・フー・チョン同志はホー・チ・ミン同志の思想と念願を体してベトナムの党と国家の強化・発展、人民の福利のために献身的に闘い、２０１９年３月のハノイ首脳対面の時に遂げられた合意精神にのっとって朝鮮とベトナムの友好・協力関係をさらに昇華、発展させるために多くの努力を傾けてきた」と述べた。