「犬が兜をかぶっても虎にはなれない」金与正氏、韓国を嘲笑
デイリーNKジャパン / 2024年10月4日 17時28分
北朝鮮の金与正(キム・ヨジョン)朝鮮労働党副部長は3日に朝鮮中央通信を通じて談話を発表し、韓国が北朝鮮に対抗して開発した重量級弾道ミサイルを指して「核保有国に対して稚拙」なものに過ぎないと嘲笑った。
韓国軍は1日、京畿道・城南のソウル空港で開かれた「国軍の日」記念式典で、最新の弾道ミサイル「玄武5」を公開した。北朝鮮指導部が身を隠す地下バンカーを破壊する目的で開発された同ミサイルは、世界最大級となる8トンの通常弾頭を搭載する。
だが金与正氏は、核弾頭を搭載した「われわれのロケット砲1台の発射能力は、在来の弾頭の爆薬量で換算すれば900トンの爆発力に等しい」と指摘。通常兵器に過ぎない玄武5は、「自分らが非核国の宿命的な力の劣勢の壁を越えられないことを今一度自ら証明した」とこき下ろした。
さらに、韓国軍が北朝鮮の核・大量破壊兵器(WMD)の抑止と対応を主要任務とする「戦略司令部」を新設したことに対して「戦略兵器をたったひとつも保有できなかった群れが『戦略司令部』なるものをつくり上げたことは、脱毛病にかかった犬がかぶとをかぶったこと同様」「いくら犬がかぶとをかぶったとしても、トラやライオンに変身できない」などと揶揄した。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
北朝鮮の欧州派兵は第2次朝鮮戦争の前哨戦? 韓国とロシアの最新兵器が砲火を交える日は遠くない
ニューズウィーク日本版 / 2024年11月18日 19時34分
-
北朝鮮、ロシア派兵の見返りは?「ロシアは絶対に『レッドライン』を越えるな」と韓国紙
Record China / 2024年11月10日 9時0分
-
北朝鮮軍に"頼る"ロシアの姿勢が激変した事情 ついに交戦開始、北朝鮮側が得るものは?
東洋経済オンライン / 2024年11月6日 10時0分
-
なぜ北朝鮮はミサイル実験するのでしょうか? 多額の費用かけて開発する意味とは 国が滅ぶかもしれないのに
乗りものニュース / 2024年11月4日 12時32分
-
韓国「ロシア由来」の武器をウクライナへ送るのか 韓国の主要武器はロシアの技術から生まれている
東洋経済オンライン / 2024年10月29日 8時0分
ランキング
-
1“長距離ミサイル攻撃”駐日ロシア大使が批判…西側諸国が「露と戦うということ」
日テレNEWS NNN / 2024年11月21日 18時11分
-
2ロシアがわずか1000km先にICBM発射情報、アメリカへ「核攻撃いとわない」警告か
読売新聞 / 2024年11月21日 20時1分
-
3対人地雷供与はロシアの戦術変更に対応するため 米国防長官
AFPBB News / 2024年11月21日 14時9分
-
4ザビエルの遺体に祈り、インド 10年に1度の一般公開
共同通信 / 2024年11月21日 19時49分
-
5ウクライナ和平案、ロシアは現実的なものなら検討=外務省報道官
ロイター / 2024年11月21日 18時33分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください