金正恩氏が被災地に建設される温室農場の着工式に参加
デイリーNKジャパン / 2025年2月12日 9時50分
北朝鮮の金正恩総書記(国務委員長)が10日、新義州(シニジュ)市の温室農場と野菜科学研究中心の建設着工式に出席した。朝鮮中央通信が伝えた。
新義州市は昨年7月末、大規模な洪水被害が起きた。金正恩氏は復旧に向けて水害直後から被災地を頻繁に訪問し、昨年12月には「現代的な農村文化都市として新しく高層マンションを建設し、竣工式に出席した。
同通信は、「災難に見舞われた人民のためにたゆみなく歩んできた献身の道の上に築かれた人民のよりどころにより明るい未来を開こうとする親しい慈父の真心によって、国境関門である新義州市下端里と義州郡西湖里地域には、最大規模の現代的な温室農場と野菜科学研究拠点が地方振興の力強く大きな進展を象徴する創造物として建設される」と説明していることから、復旧事業の一環と見られる。
着工式には、朝鮮労働党中央委員会政治局常務委員会の朴泰成(パク・テソン)、趙甬元(チョ・ヨンウォン)の両委員をはじめ、党、政府、軍部の幹部が参加した。
朴泰成内閣総理が、着工の辞を述べ「金正恩総書記の構想と意図に従って、これからここには、最近建設された大規模温室農場を全部合わせたものよりも膨大な面積にさまざまな類型の野菜温室と野菜加工工場、貯蔵施設だけでなく、野菜科学研究中心と試験栽培温室、数百世帯の住宅と旅館、便益サービス施設まで同時に建設される」と述べた。
金正恩氏が激励の辞を述べ、「わが党と政府は、災害を克服して社会主義の新しい生活がもたらされたここ鴨緑江のほとりに、将来性のある新しい地域発展計画を実現させようと考えています」と強調した。
また、皆さんが打ち建てるのは大規模の温室農場ですが、その絶頂に浮上するのは尊厳あるわが国家の権威であり、愛する人民の美しい生活であり、近づくわれわれの遠大な理想です」と主張した。
金正恩氏が建設のくわ入れをし、発破ボタンを押した。
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