宮崎あおい、“断捨離”で偶然に再会した1冊の本とは?

ダ・ヴィンチニュース / 2013年4月14日 7時20分

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『あと少し、もう少し』(瀬尾まいこ/新潮社)

 毎月3人の旬な有名人ゲストがこだわりのある1冊を選んで紹介する、ダ・ヴィンチ本誌の巻頭人気連載『あの人と本の話』。今回登場してくれたのは、映画『舟を編む』で、主人公の馬締光也を支え、見守るヒロイン・林香具矢を演じる宮崎あおいさん。偶然、再会したある1冊の本から、つながっていったものとは?

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「最近、断捨離をしてまして」という宮崎さんが、本棚整理の途中で再会したのは、瀬尾まいこのデビュー作『卵の緒』。買った直後に読んだときよりも、今回の再読のほうが心に沁みるものが多かったという。

「自分がこの年齢になったからということも大きいと思うのですが、家族のつながりや、人と人との関係性をとてもあたたかく描いている、すごく素敵な本だなあって」

 そこから他の瀬尾作品も買い集め、今回、本誌で紹介してくれた『あと少し、もう少し』に出会ったという。

「瀬尾さんの『幸福な食卓』はもともと大好きで、繰り返し読んでいたんです。『あと少し、もう少し』は買った数日後に、偶然にも編集の方が贈ってくださって。2冊になっちゃったので、自分で買ったほうを、現場で瀬尾さんの作品を読んだことがないという方にプレゼントしました」

 “一区ごとに泣いています”という贈った方からの感想が、「ほんとにうれしくて」とニンマリ、本好きならではの喜びに浸る。

「こうして好きな本を通じて、輪がつながったり、広がったりするのは、すごく楽しい」

 2010年の『天地明察』、そして2012年の『舟を編む』と、本屋大賞受賞作の映画化作品で次々とヒロインを演じる宮崎さん。一読者として、その心境は?

「本は大好きなので、多くの方に愛され、選ばれた作品に自分が関われるのは、本当にありがたいことですし、うれしいことだと思います」

取材・文=河村道子
(ダ・ヴィンチ電子ナビ「あの人と本の話 and more…」より)

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