五月病対策にも!? 妄想せずにはいられないスーツ男子の魅力とは

ダ・ヴィンチニュース / 2013年5月10日 12時0分

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『暴君に甘い餌』(天点/オークラ出版)

 GWも終わったが、なかなか休み気分が抜けない。五月病でなんにもやる気がでないという人も多いのでは? そこでおすすめしたいのが、4月12日に発売された『暴君に甘い餌』(天点/オークラ出版)や『骨まで愛して』(高口里純/徳間書店)、『極道はスーツがお好き』(中原一也:著、小山田あみ:イラスト/イースト・プレス)の極道スーツシリーズのように、スーツフェチの視点に立ってみること。これらの本でスーツフェチの楽しみ方を学べば、憂鬱な通勤ラッシュや仕事も楽しめるはず。

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 まず、スーツの魅力といえばその中に隠された本当の姿を妄想できること。『暴君に甘い餌』に出てくる高校生の緒方のように、いつもきっちりしている人のスーツを脱がしてみたいと思ったことがある人もいるだろう。彼は、夏でも背広を着て一切肌を晒さない鈴村先生のことが気になって仕方なかった。「先生に恋焦がれてるってわけじゃないですよ」とか「飽きたら用済みですしっ」などと言いながら、空き教室に連れ込んだり保健室で縛ったりして肌をさらさない理由を探ろうとする。たしかに、夏でもボタンを上まできっちりとめ、ネクタイをして背広まで着ている人は珍しい。その秘密を知りたくなるのは仕方ないことかも。スーツは、いわばサラリーマンの戦闘服。だからこそ、その中に隠れた疲れや傷、弱さや優しさも全部覗いてみたいと思うのだ。さらに、その秘密を知って誰にも晒されなかった肌を独り占めできるとなれば、緒方のように執着してしまうのも当然かも。

 また、スーツのテーラーをしている極道スーツシリーズの榎田弘哉は、スーツ自体が大好き。子どもの頃から父親にスーツの歴史を聞かされ、ひとりひとりの体型に合わせてスーツを仕立てていく姿に憧れていた榎田は、借金のカタに店に押しかけてきたヤクザの芦澤祐介に対しても「生地に匂いが移りますから、店内は禁煙にさせていただいております」と言って説教を始めたりする。芦澤の納得がいくスーツを仕立てるまでの間、愛人として過ごさなければならなくなったときも、Hの最中に「スーツが……シワに……」とスーツの心配をしてしまうほど。でも、もともとは「ヤクザお断り」と言って反発していたのに、実際芦澤に似合う生地やボタンを選んで作業していくとだんだん楽しくなってきてしまう。それほど、スーツを大切にしてくれる人やきれいに着こなしてくれる人には自然と惹かれてしまうのだ。しまいには「自分が仕立てたスーツを芦澤が着たところが、ずっと見たかった」と言うほど自分のスーツを着こなす芦澤に見とれてしまう。男の色気はスーツを着ていても滲み出てしまうものだが、その色気を隠すのも、武装を解くのも自分次第というところに自らスーツを仕立てる醍醐味があるのだろう。

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