女の子だらけの花園「女子校」、気になるその中身とは?

ダ・ヴィンチニュース / 2013年6月2日 7時20分

写真

『女子校ルール』(atchi、女子校あるある研究会/中継出版)

 世の中には、男性と女性の2種類が存在する。そんな中、女子しか存在しない女子校というのは、なんとも不思議な空間だと思わないか。私自身、中高と某都内私立女子校出身者であるため、その不思議さは身を持って痛感している。思春期という多感な時期を女子校で過ごしてから男女のいる普通の世界に飛び出して、女子校生活を振り返りこう思う。“女子校は最高だった!!”と。

画像ともっと詳しい情報はこちら

 さて、本書『女子校ルール』(atchi、女子校あるある研究会/中継出版)では、女子校について様々な面からその実態を分析している。冒頭では、いきなり、“女子校毒され診断”という診断テストから始まる。(ちなみに私は50%でした。)そして、女子校のイメージについて、男子校・共学出身者からの意見が纏めてあり、面白い掴みを展開している。

 本題の部分では、女子校ならではのルールが、可愛らしいイラストと共に紹介されている。たとえば、
ルール2 「世間でのイメージは女子校=いじめがありそう。実際はほぼないに等しい。」
ルール22 「バレンタイン当日、クラス中の机にチョコやクッキーが山積みに。」
ルール60 「腹割って語った! 校則に対抗した! 女子校時代に培われた友情は永遠に……。」
など、懐かしい女子校生活を思い出させるものばかりで、女子校出身の方が読めば共感すること間違いない。女子校出身でなくとも、読めば女子校のリアルな実態を知ることができる。(目からウロコな内容ばかりになると思うが。)

また、女子校で生活する女の子のことを、“お嬢様タイプ”や“オタクタイプ”など、これまた素敵なイラストと一緒に紹介されている。ぜひ、男性にはこの部分を自分はどのタイプが好みかを考えながら読んでほしい。

その他にも、女子校の日々が、日常や校風、学校生活に焦点を当てて書かれているし、何より、貴重だと思ったのは、女子校で教鞭を執る男性教師2名による座談会だ。女子校で教える男性教師の苦悩が赤裸々に語られていて、必読だと思う。

文量もさほど多くなく、イラスト付きで楽しく読めてしまうので、女子校に少しでも興味があればぜひ読んでいただきたい1冊である。



文=工藤麻美子
(ダ・ヴィンチ電子ナビより)

ダ・ヴィンチニュース

トピックスRSS

ランキング