バイタルエリアはスカートの中! 美人なのに残念なお姉さんが話題!

ダ・ヴィンチニュース / 2013年6月18日 11時40分

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『姉ログ』(田口ケンジ/小学館)

 だれもがうらやむような美貌を持ち、運動神経抜群でなおかつ成績優秀。人当たりもよく、人望も厚い。そんなハイスペックな女子高生、近衛靄子には、ある悩みがあった。それは、実弟である近衛輝が、血のつながりがあるにも関わらず自分に欲情し、あの手この手の変態行為でその欲望を満足させようとしていること。そんな魔の手に怯えながら日々を暮らしていく靄子。彼女の純潔は守られるのか、それとも抵抗むなしく、輝の毒牙にかかってしまうのか…。

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 とまあ、じつはこれらは、靄子の妄想なのだ。弟の輝は、靄子に対して肉親以上の感情を持っていないのである。ハイスペックであることは事実なのだが、輝が絡んできた途端に、妄想が爆発し、果てない脳内ワールドに突入してしまう。そんな残念なお姉さんを描いた、『週刊少年サンデー』(小学館)で人気連載中のマンガ『姉ログ』(田口ケンジ/小学館)の1巻が先月発売された。

 先にも説明したとおり、靄子は弟の輝のことを「姉である私に求婚し、愛の契りを交わそうとしているド級の変態弟」と断定し、その行動のひとつひとつに、律儀に妄想を爆発させる。その妄想の激しさは、日々、「教室に侵入してきたテロリストと、どう対峙するか」などで頭がいっぱいの童貞のそれに近い。なので、自然と親近感が湧いてくるのだが、それすらもぶっちぎるかのように、靄子の妄想はすさまじさを増していくのである。

 たとえば、ある日、靄子はお風呂に入ろうとするのだが、その瞬間、「輝は、私のお風呂を覗こうとしている」と察知する。もちろんそんなことはなく、靄子の杞憂にすぎないのだが、妄想をたぎらせている靄子にはそんなこと関係ない。とりあえずは、扉に鍵をかけるということで落ち着くのだが、ここでその妄想が止むかと思ったら大間違い。湯船に浸かりひと心地ついた瞬間に、「違う、私は思い違いをしていた…」と考えるのだ。そして続けて「姉の残り湯! 本命はこっちだ!!」という、ぶっ飛んだ結論に思い至ってしまう。こうなってはもう止まらない。靄子の頭の中には、舌なめずりする輝の姿とともに「覗き行為? そんなものはかりそめ…私が入った後のお風呂の残り湯こそが輝の真の目的なんだ!!」という想像でいっぱいになってしまう。どんな思考を辿っても、そんな考えにはなかなか至らないとは思うが、そこが靄子クオリティ。その妄想の暴走っぷりにはもう釘付けだ。

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