断捨離ブームの次は“男”捨離!? 不要な恋愛を捨てる方法

ダ・ヴィンチニュース / 2013年8月6日 11時40分

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『男捨離のすすめ』(村上ジュンコ/集英社クリエイティブ)

 読み終わった雑誌、着なくなった服、使わない食器。こういった不要なものを減らしてモノへの執着をなくし、身の回りを整理する“断捨離”。この断捨離ブームはモノだけじゃなく、人間関係の整理などに応用した本も発売されるなど、まだまだ衰える気配がない。さらに、そんな断捨離を恋愛にまで活用した作品が登場した。それが、7月25日に発売された連作短編マンガ『男捨離のすすめ』(村上ジュンコ/集英社クリエイティブ)だ。そこで、この作品から“男捨離”を実践するためのポイントを紹介してみよう。

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 まず最初にやるべきなのは、ダメ男をバッサリ切り「捨」てること。恋をしているときは、どうしても周りが見えなくなってしまうもの。どんなに周囲に反対されても、なかなか冷静になって相手を見極めることができない。「ナルシストな不倫相手」に登場するOLの京子は、ジャーナリストだという15歳年上の相手と不倫しているのだが、彼の「妻とはすでに破綻している」「子供が成人したら妻とは離婚する」という言葉を信じて疑わず、ずっと待ち続けていた。でも、ある日彼がジャーナリストでもなければ仕事もしていないヒモ状態で、京子と平日の夜しか会えなかったのも競馬場でおじさんたちと飲み明かしていただけだという事実を知ってしまう。それでも反省していない相手を見て初めてロクデナシだと気づき、彼と別れるのだ。相手がダメ男だと気づいたら、「何か理由があるのかも」とか「彼には私がいてあげないと」なんて自分に言い聞かせず、「捨」てる勇気も必要だろう。

 しかし、身の回りを整理する“男捨離”とはいえ、ただなんでもかんでも捨てればいいというものでもない。「30歳上のイケメン男」では、20歳のかれんが彼氏と言って母親と同い年のイタリアンレストランのオーナー・安斗二夫を家に連れてくる。歳の差なんて感じさせないほどラブラブな彼らだったが、実は安がSMバーに通うほどの真正ドMだったことがわかってしまうのだ。ここで、「理解できない」とか「気持ち悪い」と言って話も聞かずに捨ててしまうのではなく、かれんのように話し合いをしてお互いの本心をぶつけあうことで、さらに仲が深まることもある。それに、相手の前でカッコつけていた自分も見直すことができ、それまでよりも自然体で相手と接することができるのだ。こんなふうに、一度自分の本心と向き合う機会をつくることも大切。

 そして、好きな人もいないし寂しいからという理由で、自分に気がありそうな人や誰彼かまわず手を出すのもよくない。そもそも、断捨離の「断」は不要なものを手に入れないということ。京子も不倫していた相手と別れた後、祭りで出会った寿司職人や会社の後輩である男の子に気持ちが揺らいだりする。でも、結局相手が全然自分に興味のないゲイだったり、無自覚のマザコンだったりしてうまくいかなかったのだ。京子は犬を飼ったり引っ越しをすることで寂しさを紛らわせようとしていたが、趣味や夢中になれるものを他に見つけてみれば「寂しい」からくる相手への執着もなくなるので、いらない男を手にすることはなくなるはず。

 断捨離ブームに乗っかって身の回りの不要なものを捨ててみても、なんかスッキリしない。そんなあなたが幸せになるために本当にやるべきなのは、もしかしたら断捨離ではなく男捨離なのかも!?


文=小里樹
(ダ・ヴィンチ電子ナビより)

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