女芸人になりたい女子が増加!? 女芸人ブームの波がマンガにも!

ダ・ヴィンチニュース / 2013年8月8日 12時40分

写真

『放課後おわらいぶ』(高嶋ひろみ/双葉社)

 8月3日、4日に放送された今年の『FNS27時間テレビ』。総合司会がオアシズ、森三中、椿鬼奴、友近、ハリセンボン、柳原可奈子、渡辺直美の女芸人11人ということで、「新しい試み」として放送前から注目を集めていた。もはや、バラエティー番組には欠かせない存在になった女芸人だが、そのブームはなんとマンガにまで波及しているようだ。

関連情報を含む記事はこちら

 まず、売れない女芸人コンビ「ダブルリボン」が登場するのは、7月12日に発売された『放課後おわらいぶ』(高嶋ひろみ/双葉社)。このコンビのボケ担当であるモモコは、弁当屋でバイトしながら芸人を続けている。はじめは、「かわいさ」や「女子力」だけで押していたけど、コンビ解散を機に、特技だった声帯模写やエアギターなどのパフォーマンスをネタに取り入れていく。救急車の音から猫の鳴き声、電車の音、アナウンス、楽器の音まで、なんでも声帯模写できる彼女は、今度はそれを武器に芸人を続けていくのだ。やはり、周りに埋もれずに生き残っていくためには、得意の歌やモノマネをつかい、水谷千重子という演歌キャラでCDデビューまでした友近、ダンスができて、モノマネもうまい渡辺直美、ショップ店員のモノマネから人気が出た柳原可奈子たちのように、なにか特技を見つけることが大切なのかも。それに、コンビ解散にネタの方向性のチェンジ。厳しい世界で生き残るための方法など、なかなかリアルな悩みに立ち向かっていくところも、この作品の魅力だろう。

 一方、『少女芸人トリオごるもあ』(青稀シン/スクウェア・エニックス)には、11歳から13歳までの少女3人で結成された「ごるもあ」というトリオが登場する。リーダーでツッコミ役なのが、猫耳をつけた最年長のねこ。そして、最年少でボケを担当するのが、下ネタ大好き、ヤギの角と耳のようなものがついた帽子をかぶっているやぎ。もうひとりは、天然ボケでのんびりしてるけど、やぎの考えることや下ネタがお気に入りで、もふもふのフードがトレードマークのひつじ。彼女たちは売れない地下芸人から脱出するため、特訓と称してさまざまな練習に励む。しかし、表情の練習や表現力を強化するためにひよこのモノマネをしていたのもはじめだけ。羞恥心を捨てるために雌豹のポーズをしたかと思うと、お笑い研究と言いながらお笑い番組を見てゲラゲラ笑い、それで満足してしまうのだ。こんな調子で本当に大丈夫か? と心配になってくるが、彼女たちはまったくウケなくても、すべり倒しても、決してめげない。いつでも笑顔で、人前だろうとそうじゃなかろうと、芸をすることを楽しんでいる。それに、ネタがウケなさすぎて泣きそうになっても、たったひとり。声をあげて笑ってくれる人がいれば、それだけで顔を真っ赤にして喜ぶのだ。そんな彼女たちの心意気は、きっと本物の芸人となんら変わらないはず。

 こんなふうに、芸人として売れるために日夜努力している彼女たち。もしかしたら、これからは『放課後おわらいぶ』のモモコや『少女芸人トリオごるもあ』の「ごるもあ」たちのように、アイドルよりも女芸人を目指す女の子たちが増えていく……なんてこともあるかもしれない。

文=小里樹
(ダ・ヴィンチ電子ナビより)

ダ・ヴィンチニュース

トピックスRSS

ランキング