「参加者」に聞いたコミックマーケットの魅力、そして未来

ダ・ヴィンチニュース / 2013年8月19日 17時30分

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『オレたちのゆきこたんプロジェクト』でゆきこたん扮するコスプレイヤー

 毎年夏と冬に行われる、ヲタクの一大イベント「コミックマーケット」。略して「コミケ」。

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 今年も猛暑の中、8月10日~8月12日の3日間ビッグサイトで開催され、来場者数は3日で約59万人と、過去最多となった。

 日本最大の同人即売会ということで、東館にも西館にも、参加サークルのブースが所狭しと並んでおり、今年は異常なまでの暑さで、ただでさえ暑い夏コミはもはや地獄と化しており、救護室もいっぱいだったそうだ。
 それでも、また来たいと思ってしまう、このコミケ。それは、会場内にいる全ての人が「参加者」である、という一体感がもたらすコミケならではの魅力ではないだろうか?

 コミケには、「お客さん」という立場は存在しない。売り手と買い手、そしてレイヤーさんやスタッフ等、役割の違いはあるが、「皆が参加者である」というルールがある。
 だからこそ、みんなで作り上げるお祭りのような充実感や達成感、満足感のあるイベントにできあがるのだ。

 今回のレポートでは、そんな立場の違う「参加者」の皆さんを取材し、様々な意見をまとめてみようと思う。


<参加者>
 東京在住の方も多いが、遠方からの参加者もとても多く、全国各地から集まっているようだ。年齢は小学生から50代くらいまで、様々な方達が参加している。中にはそれ以上の人も、それ以下の人も、さらには親子連れの方もいた。
 早い時間から来ている人達は、やはり殆どの方が何かお目当ての物があると回答。目的のものとしては、毎年恒例の激戦ブース『魔法少女リリカルなのは』グッズはもちろんのこと、シャフトの『化物語』の原画集、『まどマギ』の特製フィルム付きセット、『CCさくら』の紙袋セット等が挙げられ、企業の人気商品をゲットしている人は、昼ごろには既に荷物整理をしている人が多く見られた。

 今後改善してほしい点を聞いたところ、企業の列をもっと細かく分けてほしい。救護室を増やした方がいいなど、今年の特徴として、やはり熱中症を防止するための安全面、体調面に関わる内容が多かった。他にも徹夜組みが出ないようにサークルチケットで入場した人の買い物を禁止したり、事前に購入予約が出来るような仕組みにして欲しいなど、朝イチで並んでも目的のものが買えない現状に不満を抱く参加者からの強い要望が印象的だった。


<サークル参加者>
 サークル参加歴は様々だったが、長い人には10年以上という方も多くいた。また、年2回出す人も多かったが、夏だけ、冬だけと決めている人も多いようだ。
 他のイベントの参加状況は、コミケのみ、という方もいたが、別なイベントにも参加している人が多かった。コミックシティやそうさく畑、オンリーイベント等の声が挙がった。
 冊子(グッズ)の制作時期を聞いてみると、コミケが終わったら、またすぐに次のコミケの申し込みがあるため、年中関わっている人が結構いた。多くの方がコミケを中心に人生が回っているようだ。
 印刷会社によっては早期入稿割引がある場合も多く、それまでに出したいという人もいた。しかし、「当日も会場でギリギリまで製本してます(笑)」という強者もいた。

ダ・ヴィンチニュース

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