電子書籍の価格「紙の半額以下が妥当」71%―電子書籍の利用調査

ダ・ヴィンチニュース / 2013年8月30日 17時30分

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全国の男女650名を対象に行われた「電子書籍購入者の利用状況調査」

 ネットリサーチ「Fastask(ファストアスク)」を運営するジャストシステムが「電子書籍購入者の利用状況調査」を実施、その結果を発表した。調査は2013年7月23日~24日、20代~60代の有料の電子書籍を購入したことがある全国の男女650名を対象に行われた。

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 「電子書籍を購入してから紙の本の購入頻度は変わったか」という質問には、61.7%が「変わらない」と回答し、半数を超える人が、電子書籍を利用しても紙の本も同じように読み続けていることがわかった。反対に「減った」という人は32.3%だった。世代別で見ると「減った」と答えた人数がいちばん多かったのは50代で38.5%。その他の世代には大きな差はなかった。

 「電子書籍を利用する理由は?」という質問(複数回答可)には、「置き場所に困らない」と回答した人が58.5%、「入手するのが簡単」と回答した人は44.5%、「タブレットやスマートフォンでも読めるから」と回答した人は41.2%と、“手軽さ”を理由に電子書籍を利用している人が多いのがわかる。「拡大縮小など大きさを変えられるから」「検索できるから」と回答した人はそれぞれ20.5%、16.6%と、意外にも“機能”を理由に利用している人は少数派といえるだろう。

 「電子書籍の閲覧で最も利用する端末は?」という質問でいちばん多かったのはタブレットPC端末(iOS、Androidなど)の36.4%で、次いでPCの25.3%、スマートフォン(iOS、Androidなど)の20.5%となった。Kindleなどの電子書籍専用端末は15.1%で、タブレットPCと合わせると51.5%となり、半数以上の人が電子書籍の閲覧をタブレット型の端末で行っていることになる。

 気軽に電子書籍を利用している一方で、「じっくり読みたいと思う本は紙の本を選ぶ」と答えた人は、「あてはまる」「ややあてはまる」を合わせると58.9%となった。さらに「電子書籍のサービス終了を心配している」という人も「あてはまる」「ややあてはまる」を合わせると56.8%となり、長く手元に置いておきたいと感じる本については、電子書籍を利用する人でも、まだまだ紙の本を選ぶということがわかる。

 電子書籍の価格については「紙の本の半額以下が妥当」と感じている人が71.1%、8割以下~半額が妥当という人も22.8%と、9割以上の人が、電子書籍は紙の本の価格より安い価格を希望しているようだ。同額~8割と回答した人はわずか5.7%となった。

●調査概要
調査期間:2013年7月23日(火)~2013年7月24日(水)
調査対象:Fastaskモニターのうち、スクリーニング調査で、有料の電子書籍を購入したことがあると回答した20代~60代の男女650名
調査方法:株式会社ジャストシステムのセルフ型ネットリサーチ「Fastask(ファストアスク)」でのアンケート調査

(ダ・ヴィンチ電子ナビより)

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