ラノベ通もドン引き! 変態系ラノベ特集【下ネタ・セクハラ・ゲス】

ダ・ヴィンチニュース / 2013年8月31日 7時20分

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(左から)『下ネタという概念が存在しない退屈な世界』『10歳の保健体育』『モテモテな僕は世界まで救っちゃうんだぜ(泣)』

 こんにちは。『銀の匙』を見て毎回焼肉が食べたくなる愛咲です。今回のライトノベルレビューは、変態ラノベ特集! こんな問題企画が通るなんて、編集部は暑さで気が狂った……、懐の広さに感激です! 一生ついていきます!

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■下ネタが規制された世界で下ネタテロリストが奮闘。
『下ネタという概念が存在しない退屈な世界』(赤城大空:著、霜月えいと:イラスト/小学館)
児童ポルノ禁止法の是非を巡って騒がれる昨今。その将来を予期したかのようなラノベが、この『下ネタという概念が存在しない退屈な世界』。法律により公序良俗に反する性的な表現が一切禁じられた日本で、革命に燃える下ネタテロリストの少年少女の奮闘を描いた物語である。

優等生が集まる名門校に入学した主人公の奥間狸吉は、なり行きからヒロイン・華城綾文が率いる下ネタテロ集団『SOX』の一員となってしまう。若者たちへの正しい性知識の流布を理念として掲げる『SOX』だが、やることは布教と称してエロ本をばら撒く、猥褻な映像を放送するなど、実にバカバカしいことばかり。しかし、当人たちは反体制の革命魂に燃えていて、そのギャップが非常に可笑しい。

普段は正体を隠して一般生徒として過ごし、周囲の目を盗んで地下活動をするというところに、なにやらシークレットプレイめいた倒錯を感じてしまう。大人たちに表現を規制され、純粋培養で育った若者たちがどうなってしまうのかと考えさせられる、実は社会的な作品でもある。


■現役JCにセクハラしまくり。問題作どころじゃない、発禁レベルの異端作。
『10歳の保健体育』(竹井10日:著、高見明男:イラスト/一迅社)
一方、逆に青少年に性知識を過剰に与えたらどうなってしまうのか。その疑問の答えとして相応しい好例が、この『10歳の保健体育』。下半身ネタとセクハラが生きがいの主人公が、あの手この手でヒロインたちを振り回す学園ラブコメである。

主人公の姫武静姫は入学早々、女装して登校し、堂々と女子更衣室に入り浸ったスケベ男。ヘマをして正体がバレるまで気づかれなかったのは、彼が類まれな美少年だったからだ。美少女と見まがう美人顔にも関わらず、口を開けば下ネタや、ボケばかりのお調子者。本能の赴くまま、行く先々で女の子たちにセクハラを仕掛けるのだが、すぐに相手に惚れられて許されてしまう。結局は見た目か! イケメン無罪か!

セクハラの対象は年齢お構いなしに、幼い少女たちにまで及ぶのだが、それはもうポリス沙汰だろ! トラブルメイカーで毎回大騒動を巻き起こすものの、ときにはトラブルをトラブルで上書きして、いつの間にか解決してしまう。ギャグ満載なストーリーに、普段ボケの人もツッコミたくて仕方がない衝動に駆られるだろう。

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