ライバルの女を利用せよ? インモラルな恋を楽しむテクニック!

ダ・ヴィンチニュース / 2013年12月2日 11時40分

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『人のオトコを奪る方法 自己責任恋愛論』(島田佳奈/大和書房)

 「世間というのは、君じゃないか」。女道楽が過きることを心配した友人から「これ以上は世間が許さないからな」と注意された時、思わず太宰治はそう思ったらしい。「世間が許さない」とは発言の正当性を強調しつつ自分の責任を回避する傲慢な言葉だ。もし、好きになった人に恋人が居ようが、愛人の立場に立とうが、大切なのは「世間」に許されるかどうかではない。大切なのは自分の心を満足させられるか、そして、自分自身の感情にどれだけ責任が持てるかだろう。
 
 もし、人の道に反するような恋に溺れたらどうするか。『人のオトコを奪る方法 自己責任恋愛論』(大和書房)では「婚外恋愛」「複数恋愛」「愛人」と言った世間からは後ろ指をさされるような豊富な恋愛経験を持つ島田佳奈がインモラルな恋を楽しむテクニックを披露している。人には言いにくいワケありの恋愛にハマってしまった人や好きな人ができても上手く行かない人のために向けた島田のアドバイスには圧巻。フツーの恋しかしたことがない人間にも参考になる言葉が満載だ。

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 たとえモラルに反する恋だとしても、島田は「いいじゃん! 好きなんだから」と言ってのける。世間に認められるかどうかを基準に無難な相手を選ぶのが幸せだというならばそれで良いが、周りのせいにして自分の気持ちに嘘をついてはならない。どんなトラブルも責任を取る覚悟さえあれば、恐れることはない。イイ男ほど、「彼女」席は争奪戦だ。「席のことまで深くは考えず、まずは自分専用の新しい席を作ってもらうつもりで一歩近づいてみれば良い」と島田はいう。

 彼のお眼鏡に適う女となるために不可欠なのは観察眼だ。島田によれば、彼の周りの女に嫉妬せず、むしろその女をよく観察することで、どこに自分にない魅力があるのか、冷静に分析してみると良い。そうすれば、彼の好みのタイプを熟知出来る。ライバルと対等などと思わず、謙虚にライバルの魅力を認めて、自分磨きに生かすと良いようだ。モテる自分になるためにも周囲をリサーチして、自分が好きな相手に与えられるメリットを見つける。自分からあらゆるものを提供できる女はそれだけでモテるのだという。

 恋愛には様々な形がある。みんなに祝福される恋だから幸せというわけではく、人の道に外れる恋だからといって不幸だとも限らない。恋の行方は分からないからこそ、突き進んでみるべきなのだろう。ただし、大人としての責任は放棄してはならない。島田は不倫をするならば、代償として相手の妻に慰謝料を請求される可能性があることくらい自覚して臨む必要があると指摘している。その覚悟を持つためには、本当に略奪したい程、相手に価値がある人間かをしっかりと見極めることも肝要だ。

 島田から学べるのは恋に振り回されない女になる方法なのかもしれない。観察眼を磨き、相手を見極めること。好きな相手に多くのメリットを与えられる女となること。自分磨きの方法がいっぱい詰まったこの本は、インモラルな恋に悩む人はもちろんのこと、上手く行かない恋に悩む全ての人に読んで欲しい1冊だ。

文=アサトーミナミ

ダ・ヴィンチニュース

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