マドンナ、西原理恵子……熟年交際がうまくいく秘訣とは?

ダ・ヴィンチニュース / 2014年1月7日 11時40分

写真

『いいとこ取り!熟年交際のススメ』(西原理恵子/新潮社)

 29歳年下のダンサーと付き合っていたマドンナに破局報道が飛び交っている。その原因は、マドンナの最初の夫である俳優ショーン・ペン。マドンナとショーンは昨年から急接近し、復活愛がささやかれているのだ。わずか4年という短い結婚生活は互いに個性が強くケンカばかりだったと言われている2人だが、年齢を重ねたことで人間的な丸みが生まれ、25年越しの復縁が実現するのでは? と期待されているのだ。

関連情報を含む記事はこちら

 とはいえ、熟年恋愛には家族の反対や老後の心配、再婚までのハードルの高さなど、大小さまざまな問題をはらみ、一筋縄ではいかないケースも多い。

 心おきなく熟年恋愛を楽しむためにはどうすればいいのか。自身も、高須クリニック医院長・高須克弥氏(68)との恋愛を謳歌している、マンガ家・西原理恵子(49)の『いいとこ取り! 熟年交際のススメ』(新潮社)から学んでみよう。

 熟年恋愛で大きなネックとなるのが、家族の意見。例えば、子どもが「難しい年齢」だと恋愛をあきらめるという人に対して、西原は「じゃあいったい子どもがいくつになった難しくなくなるの? 難しくない年齢なんてないってば!」と一刀両断。自分が楽しく生きていくためには、「自分勝手でいい」と子どもに過度に気を使わなくても大丈夫だと話す。親が反対した場合も、「どうせ親は死にますから」という心づもりで、自分の意志で選択肢を決めることを促している。

 西原は熟年恋愛は「いいとこ取り」と話すが、結婚には反対。「家族だの姑だの余計なオプションがついてきちゃったら、好きな気持ちなんかすぐ擦り減っちゃう」とのことで、結婚することで介護や家事が押し寄せ、恋愛自体を楽しめなくなることを危惧している。結婚さえしなければ、互いの家族からも強い反対は起こりにくいので、恋愛だけに留めておくのが、熟年恋愛の鉄則のようだ。

 また、熟年恋愛ならではの悩みといえば、“相手の過去”が見え隠れすること。前の夫・妻とは子どものことなど連絡を取らざるを得ないときもあり、嫉妬などの複雑な気持ちを抱いてしまうこともあるが、西原は相手に感謝をすべきと断言。「アタリのきつい新車」を「乗りやすいように他人様がチューニングしてくれた中古車は、角が取れて丸くなって、乗り心地もいい」ことと同じで、歴代の恋人・配偶者が懸命に矯正してくれたおかげで、その人と恋愛をしやすくなった部分があるという。確かにそういった視点を持てば、黒い感情から解放されやすいのかもしれない。

 一番大事なのは、「有限の恋を楽しむ」という意識を持つこと。西原と高須氏もケンカをした過去もあったそうだが、

「僕、そんなに長く生きられるわけじゃないんで、逆算したら時間がもったいないし、僕、君の笑顔が好きなんだから、笑ってくれないかなぁ……」
 という高須氏の一言に、西原はハッとさせられたという。年齢的にも「死」が身近な分、「今」を有意義に過ごすという共通認識は重要。有限の恋は一方から見れば悲しいものだが、もう一方から見ると相手へのささやかな不満に目を瞑らせてくれ、穏やかな気持ちで過ごせるのだ。

 精神的にも経済的にもゆとりが出てくる世代。だからこそ、余計なものを削ぎ落して「恋愛」そのものだけを楽しむことができるかどうか、熟年恋愛の長続きの分かれ目はそこなのだろう。

ダ・ヴィンチニュース

トピックスRSS

ランキング