テレビ出演数ナンバー1・バナナマン設楽統が考える「芸能界パスポート」理論

ダ・ヴィンチニュース / 2014年1月13日 11時20分

写真

『バナナマンのさいしょの本』(バナナマン/ヴィレッジブックス)

 年末に発表された「2013年テレビ番組出演本数ランキング」で、昨年に引き続き見事1位を獲得したお笑いコンビ・バナナマンの設楽統。帯番組である『ノンストップ!』(フジテレビ系)での司会をはじめ、番組MCからひな壇までオールマイティにこなす器用さは、2014年も引く手あまたであることは間違いない。

関連情報を含む記事はこちら

 そんな順風満帆な設楽だが、2013年の上半期にもテレビ番組出演本数ランキングで1位に輝いた際には、ラジオで「ありがたい話」としながらも、「明日はどうなっているかわからない」「(このようなランキングで)ぶっちゃけ目立ちたくない」と告白。目立ちすぎて“わからない力が働いてギュッとされる”ことや、ランクが落ちたときのことを心配しているようだ。

 さらに、設楽には元々、芸能人として不安感があるようにも感じる。その一例が、『バナナマンのさいしょの本』(ヴィレッジブックス)で語られている“芸能界パスポート”問題である。

 “芸能界パスポート”問題というのは、設楽いわく“芸能界に入国審査的なところがあるとするならば、パスポートを渡されて持っている人と、持っていない人がいると思う”。パスポートと同じく、5年や10年のもの、あるいは無期限のものを持っている人が芸能界にはいるということらしい。そこで設楽が口にしたのが、「(バナナマンは)実はまだ持ってないんですよ!」という言葉だ。

 この発言に日村は驚き、「……パスポート自体も持ってないんですか?」と質問。設楽は「僕ら持ってませんよ」と言い放ち、「だから空港でまだブラブラしてる感じですよ」と述べている。たとえば、日村の鉄板ネタである「子どもの頃の貴乃花」や日村が「ブサイク」であることなどは、パスポートをもらうための1個のスキルだそう。だが、決して冠番組を持っても、レギュラー番組を何本も抱えていても、それは手に入るものではない。ただ、持っている・持っていないの判断は、自分自身にかかっているらしい。

 なかなか手にはできそうにない芸能界パスポートだが、設楽が「持ってるんじゃないかな」と考える芸人がいるという。それは、おぎやはぎの矢作兼。しかも、矢作が持っているのは、タモリやビートたけし、明石家さんまといった人が持っている“永久パスポート”であるらしく、「矢作さんは永久クサイんですよね」とさえいうのだ。

 ちなみに設楽は、矢作の相方である小木博明に対しても、「家族パスポート」を持っていそうだと推測。これは「当人が持っていなくても、永久パスを持っている芸能人と結婚すれば手に入る」ものだそう。小木の妻の実母である森山良子には永久パスがあり、「浮気などにより離婚が成立した場合、一瞬で失効する」恐ろしいパスポートでもある。

 この発言がおさめられた『バナナマンのさいしょの本』は2009年に発売されたものなので、ランキングで2連覇を果たしたいまは、バナナマンがパスポートを持っているかいないか問題についての見解は変わっているかもしれない。しかし、設楽の魅力は、“ツンデレ”ともいうべき日村との関係の取り方や、朝の番組では持ち味であるSっ気や辛辣さを控えるといったバランス感覚。芸能界にパスポートはあるのか否かを考え込む、その思考性もまた、設楽の魅力を支えるものなのだろう。

ダ・ヴィンチニュース

トピックスRSS

ランキング