斎藤工、マンガから学んだ成熟した男のかっこよさ

ダ・ヴィンチニュース / 2014年2月11日 9時20分

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『ダ・ヴィンチ』3月号(KADOKAWA メディアファクトリー)

 古今東西、ありとあらゆるマンガを対象にマンガ好きが選んだベストキャラクターを発表している「ダ・ヴィンチ」3月号。異種格闘技戦ともいえるヒーロー&ヒロインの総合ランキングを筆頭に、生田斗真や大倉忠義らが演じるいま旬の実写化キャラクターのグラビア&インタビューなどを掲載している。コアなマンガ好きとして知られる斎藤工にもお気に入りキャラクターをインタビューしている。

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――映画『劇場版「仮面ティーチャー」』ではエリート官僚の飯倉塁役を演じている斎藤工さん。劇場版ならではの同作の魅力とは?

「キャスティングから女性向けと思われがちですが、実は日本のネクストステージのアクションを実現している。日本アクションのレベルの高さが伝わる映画に仕上がっています。物語としては藤ケ谷さん演じる主人公と、僕が演じる飯倉、現場と会議室それぞれのバトルの二重構造。かつて『GTO』をヒットさせた藤沢とおるさんが、なぜ今『仮面ティーチャー』という題材を選んだのか。おそらく藤沢さんの生涯のテーマだと思うんですが、その意義も考えさせられます」

 マンガ原作のドラマ・映画にも多数出演し、キャラクターの魅力を引き出す演技で注目を集めてきた斎藤さん。彼が選ぶ好きなマンガキャラTOP5は?

「『風の谷のナウシカ』のユパは、フィクションで出会った最初の“大人”。ジブリ作品には他人を自分以上に大事に思う正義と、宮崎駿さんの分身のようなキャラが登場するという共通点があると思うんですが、ナウシカにおいてはユパがそう。幼心にも物事の裏側を理解している器の大きさを感じました。同じく物語の中心にいるサブキャラといえば『ピンポン』のアクマ。才能のない自分を認めて“お前は憧れなんだ”とペコに伝える場面は何度読んでも泣ける。映画版での大倉孝二さんの演技も圧倒的でした。
『GIANT KILLING』も達海をはじめ、過去に挫折を味わった登場人物が多く、他者を活かすことに焦点があります。サッカーマンガですが、会社や学校での自分の立場に置き換えることができます。『バカとゴッホ』の堺はバカ呼ばわりされてるけど実は大人。好きな女子への恋が実らなくても、実らないなりの思い方がすごくかっこいい。『愛と誠』の岩清水と同じで、若いなりの熟し方というか、昔の任侠映画のヒーローのような理念がある。そんな成熟した、本当の意味で大人な男性像に憧れます」

文=阿部花恵/ダ・ヴィンチ3月号「マンガヒーロー&ヒロインランキング」特集

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