銀座に川ができる!? 五輪に向けた東京大改造計画の中身とは

ダ・ヴィンチニュース / 2014年2月26日 11時30分

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『東京2020計画地図』(東京都市計画研究会/かんき出版)

 ソチ五輪の盛り上がりを見た後は、2020年に行われる東京五輪が気になってしまう人も多いのではないだろうか。新しい駅はできるの? 街の再開発はあるの? そんな6年後の東京を教えてくれるのが『東京2020計画地図』(東京都市計画研究会/かんき出版)。本書ではすでに確定している計画のほか、確定ではないけれど実現性が高いと思われる東京改造計画について教えてくれる。

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■銀座に川ができる!?
水の街であった銀座を復活させようという動きがあるらしい。もともと銀座は江戸時代初期に埋めたてられた“人工の島”であり、川に囲まれていた。現在、銀座の街の中には首都高の迂回路が走っている。首都高の交通量がピーク時より減っていること、2014年に中央環状線が開通すると必要性が薄くなることから、迂回路を取り壊しそこに川を流すという話がある。東京駅には大量の地下水が湧いており、現在は品川区の立会川まで水を流している状態。水はそこから引いてくれば問題ない。ルートもあり、水もあるとなれば川が復活し水の街・銀座が復活することもありえるかもしれない。

■オフィス街・大手町に温泉付き日本旅館が誕生
日本の“おもてなし文化”を象徴する施設として、ビルが立ち並ぶオフィス街・大手町に温泉付き日本旅館が建てられる。こちらはすでに「星のや」ブランドなどで人気の「星野リゾート」が「星のや 東京」として建設準備を始めており、2016年にも開業予定。近年は外国人にも人気が高まっている温泉。外国人ビジネス来訪者の利用などが期待できる。

■渋谷が未来都市になる!?
街全体が大きく変わりそうなのが渋谷。その計画は“渋谷未来計画”と呼ぶ人もいるようだ。すでに横浜から埼玉方面まで拡大した渋谷の鉄道ネットワークだが、オリンピック前年の2019年には、東急東横線と相鉄線の相互運転が予定され、渋谷と羽田空港を結ぶ新空港線などの予定もある。駅の真上には「渋谷ヒカリエ」よりも50メートルも高いタワーが2020年にオープンし、タワーが立つ駅と周辺ビルは空中の歩行者デッキで繋げられる。歩行者デッキはイベントスペースとも繋がり、計画通りにいけば空に浮かぶ広場ができるらしい。

 その他にも銀座に路面電車が走る構想や、築地市場移転後の新築地市場についてなど東京オリンピックに向けてのさまざまな計画がある。全てが予定通り実行されるとは限らないが、近未来の東京に夢を抱きたい人にはオススメだ。

文=舟崎泉美

ダ・ヴィンチニュース

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