ショートアニメの代名詞、竹書房のアニメ担当に突撃インタビューしてみた。【後編】

ダ・ヴィンチニュース / 2014年3月20日 18時10分

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竹書房のテレビアニメ第一弾『森田さんは無口。』。この成功がのちのショートアニメに繋がった

 近年増えているショートアニメ、その流れを作った竹書房のアニメプロジェクト班長・木村淳さんに話を伺っています。 同社のショートアニメの歴史を振り返った前回に続き、今回はショートアニメというジャンルについて、そして今後の同社の展開などについて聞いてみました。

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――これまで色々な作品がアニメ化されましたが、一番ヒットした作品は?
一概にヒットと言っても、数字的なことと、たくさんのお客さんが観てくれたという2種類の意味がありますが……『リコーダーとランドセル』や『あいまいみー』、『お姉ちゃんが来た』辺りは現在も人気ですね。あと『森田さんは無口。』は最初のテレビアニメというインパクトもあって売れました。


――今考えると、『森田さんは無口。』は豪華なキャスト陣でしたしね。
企画当時、森田さん役の花澤さんは人気上昇中のところをキャスティングさせていただいたのですが、OVAを発売する前後でたちまちブレイクされて……ほかのキャスト戸松遥さんに南條愛乃さん、早見沙織さんと、結果的にとてもいいキャスティングができていました。


――そうした人気の流れに乗って、他社もショートアニメを展開しています。その動きをどう思われますか?
大歓迎です、どんどんやってほしいです。他社さんですけど、『てーきゅう』は面白くて大好きですし(笑)。今だと『となりの関くん』もとても面白いです。


――ショートアニメは、通常のアニメに比べてどういった特徴があると思いますか?
一視聴者としては、忙しくても簡単に観やすいのがいいですよね。3分なので空き時間で手軽に観られます。あと4コママンガがショートアニメにすごく向いてると感じます。話に大きな展開がなく、どこから観ても楽しめますし、1話ごとにきちんとオチがつきますし。


―――確かに言われてみればショートアニメと4コママンガは似た特徴がありますね。
『森田さんは無口。』のアニメを企画する前くらに、『らき☆すた』人気が高かったんですよ。『らき☆すた』は5~7分くらいのパートで構成されていて、すごく見やすくって。そのおかげで4コママンガのTVアニメってアリなんだな、と感じました。


――あとは短いからこそ、監督やスタッフの持ち味が出やすいようにも感じます。
確かに。通常のアニメでは監督だからといって何もかもやるわけではないですが、ショートアニメだと監督のニュアンスは出ますね。わかりやすいところだと、『あいまいみー』などはいまざきいつき監督が脚本、演出、キャラクターデザインなど、ほとんどやっていますし(笑)。作り手としてもやりがいのある仕事でしょう。

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