SMAP香取慎吾がもじゃもじゃ頭の科学捜査研究員に! ミステリーコミック『スモーキングガン』がドラマ化!

ダ・ヴィンチニュース / 2014年4月9日 12時0分

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『Smoking Gun 民間科捜研調査員 流田縁』(横幕智裕:原作、竹谷州史:原著/集英社)

 4月9日のよる10時よりフジテレビ系列で香取慎吾主演のドラマ『SMOKING GUN(スモーキングガン)決定的証拠』がスタートする。香取演じる調査員・流田縁(ながれだえにし)が科学捜査で事件を解決するミステリーだ。

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 パトリシア・コーンウェルの「検屍官」シリーズが90年代にベストセラーとなって以降、2000年に始まったドラマ「CSI 科学捜査班」が10年以上に及ぶロングラン番組になるなど、科学捜査ものは定番のジャンルとなった。逆に言えば現在では量産され尽くしたジャンルであり、突出したキャラクターや物語のコンセプトがなければ記憶に残る作品をつくるのは難しい。では今回の『SMOKING GUN』はどうだろうか。

 ドラマの原作は「グランドジャンプ」で連載中のマンガ『Smoking Gun 民間科捜研調査員 流田縁』(横幕智裕:原作、竹谷州史:原著/集英社)である。

 主人公の流田縁は民間の科捜研である千代田科学捜査研究所の調査員兼営業マンだ。普段の流田はもじゃもじゃ頭にいつも好物のドーナツを片手に持ち歩く、いかにも冴えない感じの男である。おまけにちょっとスケベで、接待と称してお得意先の弁護士先生と毎晩のようにキャバクラ通い。そのくせ営業成績はさっぱりで、所長の千代田真紀には「金になる仕事を取ってこい!」と怒られてばかりである。だが科学捜査となればその表情は一変。元警視庁科捜研のエースと呼ばれた手腕を発揮し、クライアントの抱える難題を解決するために「スモーキングガン(“決定的証拠”を意味する言葉。撃った直後のまだ硝煙を出している銃が由来)」を見つけ出してみせるのだ。

 科学的証拠を売る民間の調査員が主人公、というのが最大の特徴である。流田は痴漢冤罪の証明やストーカー撃退、果ては浮気調査といった警察が扱わないような小さな民事事件に取り組み、科学捜査によって炙り出された証拠を商品として提供する。調査員を一介のサラリーマンとして描いていること、日常にある些細なトラブルにも科学のメスで切り込んでみせることが先行作品にはない趣向で新鮮だ。ちなみに民間の科学捜査研究所は実在する。マンガの監修に携わっている法科学鑑定研究所がそのひとつで、DNAによる親子鑑定から交通事故鑑定などの鑑定業務のほか、犯罪行動科学に関する研究なども行っている株式会社である。

 ひょうきんで明るい流田が裏に秘めた苦悩も魅力のひとつ。彼はある事件で心に傷を負い、警視庁科捜研を辞めた過去を持つ。流田は事件に関わった際の12時間の記憶が一切なく、そのことに苦しみながら人生を送っているのだ。流田の「失われた12時間」を巡り登場人物の様々な思惑が絡まり、物語は複雑な展開を見せる。

 ドラマでは豪快な性格の所長を鈴木保奈美が、父の交通事故死の鑑定を依頼する女性・石巻桜子を西内まりあが演じる。原作にはない大学生アルバイトの所員・松井丈太朗(中山優馬)が登場するなど、ドラマオリジナルの要素も盛り込まれている。原作と映像、両方合わせてどうぞ。

文=若林踏




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