『まどマギ』の空間演出で有名な「劇団イヌカレー」に制作秘話を独占インタビュー

ダ・ヴィンチニュース / 2014年4月13日 9時20分

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一見してイヌカレー劇団と分かる『さよなら絶望先生』のイメージイラスト

 『魔法少女まどか☆マギカ(まどマギ)』で異彩を放っていた怖~い魔女の存在。あるときは、毛虫のように、あるときは首なしセーラー服……。なんじゃこりゃ? と、魔女の出現する異空間も含めて、その演出にショックを受けると同時に、ファンになった人も多いだろう。

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この異空間をデザイン・演出を担当したのが、ご存知、「劇団イヌカレー」のおふたりだ。現在の日本アニメ界で特異な存在である。今回、独占インタビューを試み、驚異の制作秘話を聞くことができた。


■素顔は孤高の野犬……?

劇団イヌカレーは、泥犬と2白犬のユニットである。話しをしてくれたのは、泥犬さん(オス)。

——ロングインタビューは始めてとのことで、どうぞよろしくお願いします。

「よろしくだ、ワンワン」

——お犬さんなのに、アニメの演出ができるなんて、えらいでちゅね~……。

「犬という設定の方がいろいろ便利なんだワン!」

——さて、ここから本題に。大成功を収めた『まどマギ』ですが、この作品に参加したことで、人生は変わりましたか?

「あんまり変わらないです。というのも、人の評価を気にしすぎてもいけないので。ネットでエゴサーチはしないようにしています。 メジャーなアニメシーンで自分たちの作品が本当に放送されているのか。自分でも不思議に思っています。実はされていないのではないかと、今だに思うこともあります」

——一般の方の反応を知るのは怖いかもしれませんが、アニメ業界の方からの反応はどうですか?

「今までどおりですね。実は『まどマギ』以前からも地上波の番組制作には関わっていましたから。 『さよなら絶望先生』シリーズのオープニングや、1話全部の演出を担当したこともありました。あと、『まりあ†ほりっく』『うさぎドロップ』『ニセコイ』のエンディングなどです。 メジャーな仕事では、なるべく作品にカラーを合わせるようにしていますが、『まどマギ』では、自分たちの思う通りにやらせていただきました」


■コンテの存在しないアニメ作家

独自の作風を損なわずに、メジャーシーンで活躍できる才能。そのような幸運な出会いはどのようになされたのか。劇団イヌカレーの来歴から紐解くことに。

——ユニットはどのように結成されたのでしょうか。

「ふたりとも、同じアニメの専門学校出身でした。その後、泥犬はアニメの仕上げ会社に就職。2白犬も別に就職していました。
数年後、同じタイミングで個人的な活動を始めようと考えていたので“それなら一緒になにか作ろう”となり、自主制作アニメをつくり、偶然にも運よく仕事をもらっていたら、こうなりました」

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