年間の食費が0円に!って本当? うらやましすぎる「ふるさと納税」生活

ダ・ヴィンチニュース / 2014年6月2日 7時20分

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『完全ガイド 100%得をする「ふるさと納税」生活』(金森重樹/扶桑社)

 たかが3%、されど3%──消費税が5%から8%に増税されて約2カ月、想像していたよりもこの差が大きいことを痛感している人はきっと多いはずだろう。「これ以上、切り詰められる生活費もないし…」と嘆く声が聞こえてきそうだが、しかし、そんな世相を反映してか今人気を集めている節約術がある。それが「ふるさと納税」制度だ。

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 実際、4月17日に発売された『完全ガイド 100%得をする「ふるさと納税」生活』(金森重樹/扶桑社)はAmazonのベストセラーランキング上位をキープ。財テク雑誌である『ダイヤモンド ZAi』7月号(ダイヤモンド社)でも特別付録で特集が組まれるなど、急上昇で注目度が高まっている節約術なのだ。だが、「ふるさと納税」には一体どんなトクがあるのか。前出の『完全ガイド~』から紹介してみたい。

 まず、「ふるさと納税」といわれると「自分の生まれ育った故郷の自治体に税金を納めること」だと思いがちだが、これは間違い。「ふるさと納税」は、自分が選んだ都道府県や市町村に「寄付」する制度のことを指す。寄付金は控除を受けることができるため、「支払うべき税金から減税される」のが仕組みだ。

 もちろん、減税されるだけならば何のうまみもないが、ポイントは寄付の特典として特産品が送られてくることだ。本書によれば、特産品などを送付している都道府県は23団体(49%)、市町区村では909団体(52%)にのぼる。その特産品もさまざまで、「米、パン、ラーメン、うどん、そば、素麺からはじまって肉、魚、貝、えび、かに、カレーやハムなどの加工食品、野菜、果物、味噌などの調味料、お茶、ビールやワインなどの酒類、スイーツなどなど」とバリエーション豊かである。

 今、「素麺やハムが送られてくるだけなんて、お中元レベルかよ」と思った人は、ちょっと待ってほしい。もしも税金から全額控除される寄付金の上限金額が600万円だったとすれば、ふるさと納税にかかる自己負担額は2000円なので、「599万8000円分の全国お取り寄せグルメが取り放題」となる。しかも、2000円の控除は1件あたりではなく、寄付先が複数になっても同じ。上手に寄付先を決めれば特産品のみでの生活だって可能なのだ。本書の著者のように「我が家の食費は年間0年!」という夢の節約が実現できるかもしれないのだ。

 こうなると寄付先は計画性をもって選びたい。たとえば米なら、長野県阿南町であれば「1万円あたり20キロで何口でも米がもらえる」といい、鳥取県は「1万円でサーロインステーキ750gがもらえて、更に2種類から選べる」そう。量より質にこだわるのであれば、米沢牛(山形県白鷹町)などの特産品もあるので、ブランド牛だってタダで楽しめてしまう。ちなみに著者は、特産品として届いた肉をつまみに、これまた特産品の地ビールをがんがん飲み進めて痛風になってしまったエピソードを「ちょっと困った話」として披露しているのだが、日々のビール代さえも節約しなくてはならないご時世に、なんともうらやましい限りではないか。

 確定申告など多少の手間はかかるが、それ以上のうまみがある「ふるさと納税」。本書には、詳しい仕組みや必要な書類の記載例、いくらまで寄付できるかなどの情報が整理されているので、ぜひ参考にしてみてほしい。

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