名作の遺伝子を受け継いだ、いま注目の『りぼん』マンガ

ダ・ヴィンチニュース / 2014年8月26日 11時40分

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『ひよ恋』(雪丸もえ/集英社)

 少女の心にときめきを届ける。王道少女マンガの使命を確立したのは『りぼん』であり、その伝統は今も明確に受け継がれている。『ダ・ヴィンチ』9月号ではそんな『りぼん』のDNAを受け継いだ、現代のときめき少女マンガを紹介している。

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 『ひよ恋』や『つばさとホタル』はその筆頭だろう。ひよりとつばさのピュアな恋愛は、永遠に読者の胸に迫る。カリスマ読者モデルを姉に持つ麻琴の恋物語『シュガー・ソルジャー』なども注目作だ。

 『有閑倶楽部』や『ちびまる子ちゃん』が大人気であるように、作品の幅広さも、もう一つの伝統だ。『猫田のことが気になって仕方ない。』や『絶叫学級』は特異なセンスで強烈な存在感を発揮している。

 一方で、『りぼん』の真骨頂は飽くなき挑戦の姿勢にある。『ひよ恋』も『つばさとホタル』も王道でありながら、ヒロインのキャラクターは極めて新鮮だ。超人見知りのひより、ウザいと思われたらどうしようと悩むつくし系のつばさ。二人の繊細さは周囲への気遣いと同義であり、その優しさは非常に現代的だ。

 ネットを利用した新しい形の情報発信にも注目だ。キッズ情報番組『おはスタ』とコラボして人気連載をアニメ化。その内容は本誌サイトでチェックできる。ボーカロイドをテーマにした画期的読者コーナー「初音ミク×りぼん放送局.com」も、昨年より連載中だ。ニコニコチャンネルに開設された「りぼんチャンネル」の中にも、その出張版がある。

 王道と挑戦、その両輪によって『りぼん』はつねに少女マンガの未来を創る。この夏、新連載も続々スタート。さらなる進化が今後も見逃せない。


■『ひよ恋』( 1~12巻) 雪丸もえ 集英社りぼんマスコットC 各400円(税別)
 超人見知りな高1のひよりは、交通事故で少し遅れて学校生活をスタート。隣の席に座ったのは広瀬君。身長140cmと190cmの二人はすべてが正反対。人気者の彼に気後れしていたけど、明るい優しさに恋をして……。身長差50cmのピュアLOVEが始まる!

■『つばさとホタル』( 1~2巻) 春田なな 集英社りぼんマスコットC 各400円(税別)
 高1の園川つばさはつくし系女子(若干ストーカー気質)。イケメン揃いの男子バスケ部のマネージャーになり、一生懸命世話を焼く毎日。口数は少ないけど、彼女をウザがらず仲間と認めてくれた優しい顕を好きになる。「アッキーは蛍だ」──きらめく青春の片想い!

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