ナデシコ、ろこどる、シドニア…。着ぐるみキャラの出るアニメは名作?

ダ・ヴィンチニュース / 2014年9月18日 18時20分

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多くのアニメファンが名作として推薦する『機動戦艦ナデシコ』

 『きらりんレボリューション』以降、もはやブームを越えて完全に定番化した感のあるアイドルアニメ。今期も『アイカツ!』『プリパラ』『少年ハリウッド』に『普通の女子校生が【ろこどる】やってみた。』が盛り上がっている真っ最中。

【作品画像あり】着ぐるみキャラの出るアニメは名作?

 それぞれにユニークな作品なのですが、今回はもうすぐ最終回の『【ろこどる】』をフィーチャー。『【ろこどる】』の特徴といえば、もちろん流川市のゆるキャラである魚心くん。小柄で運動神経抜群の三ケ月ゆいが中に入った着ぐるみである魚心くんは、流川ガールズの相棒として市のPRに大活躍。ゆるキャラとローカルアイドルの地元密着型の活動というこの作品の特徴を一身に体現する存在になっています。そんな魚心くんとその中の人のゆい先輩に敬意を表して、着ぐるみキャラを集めてみました。


■機動戦艦ナデシコ
 人類が火星圏まで進出した未来。火星のユートピアコロニーは、謎の敵・木星蜥蜴の襲撃を受ける。苦しい戦いの中、民間企業ネルガルは、実験戦艦 ND-001 ナデシコを投入。そのナデシコの能力最優先で集められた一癖も二癖もあるクルーたちの騒がしい日常とシリアスな戦いを描いたアニメです。

 本作には、常時着ぐるみ着用というキャラクターが出てくるわけではないのですが、専門用語を解説するミニコーナー、「なぜなにナデシコ」では艦長のユリカが自らウサギの着ぐるみを着用。ウサギくんとして、おねえさんのホシノ・ルリと一緒にわかりやすい説明をしてくれます。着ぐるみキャラは、普通の人間とは少し違う位相にいる存在。突然始まる番組内ミニコーナーのシュールさにはまさに着ぐるみキャラに相応しいと言えるでしょう。


■serial experiments lain
 岩倉玲音は内気な中学生。そんな彼女の元に、自殺したはずの同級生からメールが届きます。その謎を追うために、玲音は父親にコミュニケーション用コンピュータネットワーク端末「NAVI」をねだり、仮想世界、ワイアードにアクセスします。それ以来、玲音の周りでは奇妙な出来事が起こり始めます。インターネットが普及する直前、その恐怖と可能性とセンチメントを圧倒的な映像美で描き切った大傑作です。

 本作のヒロイン・岩倉玲音が着用しているのは、クマの着ぐるみパジャマ。シリアスでホラーテイストの強い本作ですが、着ぐるみパジャマや玲音の足音のSE、そして精緻に作画された少女たちのしぐさなど、可愛さの演出も抜かりなかったのです。玲音は、自宅でも居場所のなさを感じている少女。そんな居心地の悪さに対抗するための、いわば鎧として玲音は着ぐるみパジャマを着用していたのです。生身の人間を越えたものになる、という着ぐるみの方向性はここで既に明らかになっていた、と言えるでしょう。

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