頭の良し悪しと記憶力は関係なかった! 東大主席卒業の美人弁護士が教える“ストーリー記憶法”とは?

ダ・ヴィンチニュース / 2014年10月31日 11時50分

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『誰でもできるストーリー式記憶法』(山口真由/角川書店)

 進学や資格試験の勉強、仕事に必要な法律や用語など、様々な場面で「覚えなくてはならない」ことが多々ある。趣味や自分に興味のある事柄なら簡単に覚えられるが、勉強や仕事というのは、なかなか頭に入って来ないし、残らない。

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 「オレ、頭悪いから、覚えられないんだ」などと、悲観することはない。頭の良し悪しと「記憶力」は別の話なのだ。コツさえつかめば、簡単に「記憶力を高める」ことは可能だ。

 というわけで、受験勉強での暗記科目に苦しむあなた、仕事で覚えなくてはならないことが山のようにあって泣きそうになっているあなたに、簡単で効率的な「記憶力UP」の話をしよう。

 『誰でもできるストーリー式記憶法』(山口真由/角川書店)に、記憶力UPのための「13の極意」を学んだ。

 山口氏は─筑波大付属高校から東京大学に進学。在学中に司法試験・国家公務員第一種試験に合格し、主席で卒業。財務官僚を経て、現在は企業法務を行う弁護士として活躍する─とんでもないエリート美女だ。略歴から明白なように、勉強なくして得られない資格や仕事であり、そこには数多の「暗記科目」が含まれている。そんな山口氏が「誰にでもできる」と提唱するのが“ストーリー記憶法”だ。

 結論から言うと、ストーリー式記憶法とは─「あらゆる物事に規則性を持たせ、“意味の流れの塊”として覚える」記憶法─である。

 山口氏は人の記憶を、短期記憶と長期記憶の2つに大別し、さらに長期記憶を意味記憶、エピソード記憶、手続き記憶などに分類。その上で「エピソード記憶」を重視する。

 エピソード記憶とは、「今日の朝食は、パンとコーヒーとハムエッグだった」といった、“実体験に基づく記憶”のことだ。自らの行動に、美味しかったとか眠かったといった感情が伴うことで、その記憶を「活き活きと長く覚えて」いられるし、覚えることも別に難しくない。
 ならばその方法を、短期記憶や意味記憶を覚えるときにも応用しよう、というのが「ストーリー式記憶法」なのだ。

 そのまんまじゃん、と言うことなかれ。学ぶべきは「どのようにストーリーを組み立てるか」「いかに効率よく記憶を定着させるか」なのだ。
 本書に掲げられた「ストーリー式記憶法・13の極意」は、極論すると2つのポイントに絞れる。

(1)記憶のストーリー=インプットの順番

 覚える対象に物語性があったり、論理的展開がある場合は、その時系列や意味の流れを把握することで、記憶をストーリー化することはできる。
 だが、法律学を勉強するような場合、窃盗罪と強盗罪の間には時系列も感情の流れも存在しない。では、ここでのストーリーとは何か? 語呂合わせではない! 答えは…「教科書を読んだ順番」だ。
「窃盗罪を読んだ後で、強盗罪を読んだ」という経験を、エピソード記憶として覚え、その「時系列」に沿って思い出せばいいのだ。
 会議での発言内容なども、コーヒーを一口飲んだとき、半分飲んだとき、ミルクを足したとき、などという“自分のエピソード”に紐付けることで、記憶にストーリーが生まれる。
 つまり、記憶法における「ストーリー」とは、「インプットの順番」なのだ。
 この「順番」を体に染み込ませるために…「教科書や参考書は同じものを繰り返し使う」「開くページの手触りも、ストーリーに連動するので、持ったときにしっくりくるものを選ぶ」ことを意識するといいだろう。

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