ネットで話題騒然の脱力4コマ『濃縮メロンコリニスタ』が面白い

ダ・ヴィンチニュース / 2014年12月21日 11時40分

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『濃縮メロンコリニスタ』(ニャロメロン/マイクロマガジン・コミックス)

 『週刊メロンコリニスタ』が面白い。と話題になっているのを私も何度もネットで見たことがある。『濃縮メロンコリニスタ』は著者ニャロメロンが自身のホームページで掲載した4コマ『週刊メロンコリニスタ』から作品を厳選し、さらに加筆修正やタイトル追加変更などの編集を加え、描きおろしも多数収録した1冊である。220ページの大ボリュームも嬉しい。

【画像あり】『濃縮メロンコリニスタ』中面をチェック

 この4コマの絵を目にした方も多いと思うが、独特なスタイルである。出てくるのは、巾着みたいな頭のヤツ、イソギンチャクみたいな頭のヤツ、メスクワガタみたいな頭をしたヤツ。特徴的なポイントとして、キャラクターが後ろを振り返っていても、その後頭部の横に本来こちらからは見えないはずの表情が描かれていること(表情は基本的に同じなので見えたところであまり意味はない)、4コマ目の後に題名が書かれていてそれがオチ要素であることも少なくないことなど。

 キャラクターは大いに喜怒哀楽を表現しているものの表情はたいてい穏やかなのでそのギャップが“わびさび”というか、何ともいえない雰囲気を醸し出している。穏やかな表情で絶叫していることもしばしばある。無常観のようなものさえ感じさせる。

 4コマは即完結型の連続なので気軽に読めるのが良いところだろう。加えて『週刊メロンコリニスタ』の力の抜き方は若者にウケるキャッチーさがあり、著者のサイトで無料公開されているので、SNSの口コミで広がったのもうなずける。気の抜けたイラストが良い意味で4コマの持つ無責任さ、自由さに拍車をかけている。

文=女生徒(じょせいと)

ダ・ヴィンチニュース

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