ニッチな雑誌がニッチなテレビ局を特集したらスゴいことになりました!

ダ・ヴィンチニュース / 2014年12月29日 11時30分

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『ケトル Vol.22 2014年12月発売号』(蛭子能収、 能年玲奈 、速水健朗、水道橋博士、大江麻理子、 松居大悟/太田出版)

 「最高に無駄が詰まった雑誌を目指して」のコンセプトで2011年に創刊されたカルチャーマガジン『ケトル』がついにテレビ東京を特集してくれました!

【画像あり】『ケトル Vol.22 2014年12月発売号』中面をチェック


 総理大臣が緊急記者会見を開くとNHKを含めた大手テレビ局が通常放送を中止して中継映像を流すのに対し、ただ1局だけ普段通りにアニメや旅番組を流し続ける「テレ東伝説」を始めとして、その独自の社風と方向性で民法キー局の中で最も強い個性を出すことに成功しているテレビ東京ですが、本誌の徹底した特集ぶりと分量の多さにはテレ東ファンもビックリすることでしょう。

 今回本誌がピックアップしていたのは、
・モーニング娘。やケミストリーなどを発掘した『ASAYAN』
・「おっはー」の流行語を生んだ『おはスタ』
・テレビ界に「鑑定モノ」という新ジャンルを作った『開運! なんでも鑑定団』
・普段テレビを観ない筆者の父親も毎回録画して観ていたという『ワールドビジネスサテライト』など様々。

 他局に比べて予算が少ない分アイデアで勝負しているこのテレビ東京という局、本誌を読んで気づいたのですが実はいくつものブームや素人出身のスターを生みだしていて、テレビ業界やひいては世の中全体に対して常に大きな影響を与え続けていたのです。そういう意味ではもしかしたらここは日本一のテレビ局と言えるかもしれません。

 『ケトル』はまるでテレビ東京のような雑誌です。ライバルがやらないこと、他誌のスキマを狙うことで人数は少ないが濃厚でマニアックなファンを獲得することに成功している。特に本誌を発行している太田出版からはクイックジャパンという有名なカルチャー雑誌がすでに発行されています。そこともカブらないようにするためにはこれくらい思い切った方向性で行く必要があったのでしょう。

 紙の雑誌が売り切れていても電子版はいつでも購入することができます。今からでも遅くはありません、ぜひ今日から『ケトル』ファンになってみてはいかがでしょうか。

文=鎌形剛

ダ・ヴィンチニュース

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