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油を味方につけて内側から輝く艶めき美人に!

楽天レシピ デイリシャス / 2015年9月5日 18時0分

油を味方につけて内側から輝く艶めき美人に!

脂質は大事なエネルギー源であるだけでなく、細胞膜やホルモン、血液を作る材料にもなります。つまり、脂質を減らしすぎてしまうとお肌が乾燥してシワになりやすくなったり、女性らしさがマイナスになったりするのです。

脂質にもさまざまな種類がありますが、特に注意が必要なのが飽和脂肪酸の摂り過ぎを抑えることとn-3系の不飽和脂肪酸をしっかり摂ることです。

気をつけたい「動物性脂」と積極的に取りたい「DHAとEPA」

飽和脂肪酸は乳製品や牛脂などの動物性の脂やヤシ油などに多く含まれており、摂りすぎると悪玉コレステロールが増える原因となります。
最近は食の欧米化や偏食により飽和脂肪酸を摂りすぎてしまう傾向にあるので注意が必要です。

n-3系脂肪酸はえごま油や青魚に多く含まれるDHAやEPAが分類されます。中性脂肪を抑えるだけでなく、神経の伝達をスムーズにすることから脳の健康にも良いと必要とされています。

n-3系脂肪酸は不足すると皮膚炎の原因にもなるため、ふっくらと艶のある健康美肌を作るには、必要不可欠な油なのです。

これからの時期はさんまも美味しくなりますが、新鮮なものであればぜひお刺身でいただくことをおすすめします。お刺身は加熱をしないので油の酸化も最小限に抑えられ、焼くと落ちてしまう油もすべて摂りいれられます。

脂溶性ビタミンで健康と美容が叶う!

さらに、体の機能調節に欠かせないビタミンの中でもビタミンA,D,E,Kの4つは脂溶性ビタミンといわれ、脂質と一緒に摂ることで吸収効率がUPします。

粘膜の潤いを保つ働きのあるビタミンAはにんじんなどの緑黄色野菜やウナギに、カルシウムの吸収を助けるビタミンDは椎茸やきくらげなどのきのこ類に多く含まれます。

若返りのビタミンともいわれるほど抗酸化作用の高いビタミンEはごまやアーモンドなどの種実類に多く含まれ、骨の強度を高めるビタミンKは納豆やブロッコリーに多く含まれます。

この脂溶性ビタミンはどれも健康な体作りやアンチエイジングに欠かせない栄養素ですので、脂質とうまく組み合わせて摂りいれましょう。

老化の原因は「酸化」にあった!

最後に油を摂る場合に一番気を付けなければならないのが「酸化」です。
長時間空気に触れていたり、何度も加熱を繰り返したりすることで油の酸化は進み、それを摂りいれるとお肌や細胞を傷つけ老化を進行させる原因となるのです。

そのため、油は新鮮なものを使い、揚げ油は繰り返し使わないように注意をしましょう。

(テキスト:磯村 優貴恵)

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