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妊娠中でも食べたい!「海の幸」何がダメで何が良いの?

楽天レシピ デイリシャス / 2015年10月2日 7時0分

妊娠中でも食べたい!「海の幸」何がダメで何が良いの?

妊娠中は食中毒の危険性があるため、「生魚」の摂取に気を付けて欲しいと以前の記事でお話ししました。ですが、海の幸は魚だけではありません。注意して欲しい食材をご紹介します。

一見健康的に思える「海草」に潜む危険

まず、妊娠中に注意が必要なものとして「海草」があります。日本人に馴染みの深い昆布やわかめには「ヨウ素」が多く含まれています。

海草類は低カロリーな為、ダイエットにも人気の食材ですね。体重コントロールが必要な妊娠中に取り入れようと思っている方も多いのではないでしょうか?ですが、食べ過ぎには注意です!昆布やわかめに多く含まれている「ヨウ素」は、胎児の骨や脳の発育に必要な栄養素です。

一見、妊娠中に必要な栄養素に思えますが、過剰摂取に気を付けなくてはいけない栄養素なのです。
過剰に摂取すると、赤ちゃんがクレチン症(先天性甲状腺機能低下症)になる可能性があります。

昆布でだしを取ったお味噌汁にわかめを入れて、副菜にひじきの煮物を・・・など海草の多い食事を毎日のように食べるのは控えましょう。だしもかつおやいりこ、干ししいたけなどを活用するのがオススメです。

秋においしい「魚卵」にも注意!

次に、「魚卵」も注意が必要です。食べてはいけない食材ではありません。ですが、生のまま食べることが多い食材でもあるので、生魚と同様にリステリア菌という食中毒に注意しなくてはいけません。十分に加熱することを守り、たまに少量食べるくらいにしておきましょう。

また、魚卵は塩分が多いこともオススメできないポイントです。妊娠中は妊娠高血圧症候群の予防の為にも減塩を心がけて欲しいので、魚卵は控えめにしましょう。

妊娠中で食べても大丈夫な海の幸

では、妊娠中にもOKな海の幸には何があるでしょうか?「貝類」やえびやかになどの「甲殻類」は大丈夫です。ただし、これらも生ではなくしっかりと加熱したものを食べましょう。

魚類だと過剰摂取で胎児の神経発達に影響が出る可能性のある水銀を含まない「青魚」「白身魚」がオススメです。あじ、さば、いわし、かつお、さんま、鯛などがあります。普段から手に入りやすい種類の魚が多いですね。

あれもダメ、これもダメと妊娠中は控えた方が良い食材が多くなります。ですが、選び方や注意するポイントをしっかりと守れば大丈夫!海の幸も楽しみながら妊娠生活を送りましょう!

(テキスト:上野 知佐)

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